
2026年7月18日(土)に発売される基本パック『BEYOND THE BRAVE』で登場する新テーマ「時の黒魔術師」が公開されましたね。早速内容を見てみると・・・
メインモンスター
疾風の豹戦士パンサーウォリアー
【獣戦士族/効果】☆4地
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、フィールドのこのカード以外の自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースし、 以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「疾風の駒戦士パンサーウォリアー」を除く、 「時の黒魔術師」のカード名が記されたモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
・デッキから「時の黒魔術師」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。 ②:このカードはモンスターがリリースされたターンでなければ攻撃宣言できない。
攻撃力/2000 守備力/1600
手札・フィールドのモンスターをリリースする事でテーマモンスターの特殊召喚かテーマの魔法罠の墓地肥やしを行う効果。「時の黒魔術師」関連のモンスターをデッキから呼び出せるのは偉いですね。『ワイバーンの竜騎士』ならば擬似的に魔法罠に触る事が出来ますし、サイコエナジーショッカーなら罠を、フィッシャーマンならモンスターを破壊出来る。もう片方の「時の黒魔術師」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を墓地へ送る効果に関しても墓地効果を持つカードが多く扱いやすいですね。『天使と悪魔のサイコロ』なら相手モンスターの破壊が狙え、『おろかな墓荒らし』ならテーマの魔法罠の回収にも繋がる。テーマサポートは勿論の事☆4以下の獣戦士であるため 『炎舞-「天璣」』に対応していますね。
ワイバーンの竜騎士
効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻1700/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
このカード以外の「時の黒魔術師」のカード名が記されたカード1枚を相手に見せて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「時の黒魔術師」のカード名が記された魔法・罠カードを2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(3):このカードは直接攻撃できる。
手札の 「時の黒魔術師」のカード名が記されたカード1枚を相手に見せて手札から特殊召喚できる効果と、 召喚・特殊召喚した場合にデッキから「時の黒魔術師」のカード名が記された魔法・罠カードを2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)効果。☆5であるため1枚から動けるという訳ではないものの自己特殊召喚効果とサーチ効果は強いですね。このテーマの要である『時の黒魔術師』を加えれば擬似的にモンスターのサーチを行える点も優秀。他の魔法罠に関しても『眠れる羊 スケープ・ゴート』でモンスターを増やしにいったり、制圧効果をもつ『大逆転BOX(リバーサルボックス)』を持ってくるのにも使えますね。
風属性のドラゴン族であるため汎用のドラゴン族サポートや『 嵐征竜-テンペスト』や 『アームド・ドラゴン・サンダー LV5』等の風ドラゴンサポートを受ける事が出来ますし、☆5なので 『K9-66a号 ヨクル』にも対応していますね。
大海の伝説-フィッシャーマン
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1850/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した場合、
または相手モンスターの攻撃宣言時、「大海の伝説-フィッシャーマン」を除く、
「時の黒魔術師」のカード名が記されたカードまたは「海」がフィールドに存在していれば発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
このターンのエンドフェイズに、フィールドのこのカードは手札に戻る。
「時の黒魔術師」のカード名が記されたカードまたは「海」がフィールドに存在していれば相手のフィールドのモンスター効果や攻撃宣言に反応して手札から特殊召喚出来る効果と、 特殊召喚した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として破壊する効果。相手のフィールドのモンスター効果や攻撃宣言に反応して出てきつつフィールドのモンスターを破壊してくれるのは偉いですね。手札にいるだけで仕事が出来る。①を使う場合はテーマカードか『海』が必要なんですが、モンスターや『大逆転BOX(リバーサルボックス)』等の永続罠、 『伝説の都 アトランティス』や 『潜海奇襲Ⅱ』等の『海』あたりは持ってきやすいので比較的簡単に条件を満たせる。
水属性の☆4戦士になったので戦士族関連のサポートや『海』が記されているため 『魚群探知機』にも地味に対応していますね。
人造人間―サイコ・エナジー・ショッカー
【機械族/効果】闇☆7
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのカード名 は、フィールド・墓地に存在する限り「人造人間一サイコ・ショッカー」として扱う。②:この カードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。相手フィールドの罠カードを全て破壊 する(裏側表示カードはめくって確認する)。その後、このカードの攻撃力は破壊した数 ×300アップする。③:このカードを除く、「時の黒魔術師」のカード名が記されたモン スターが自分のフィールドか墓地に存在する限り、相手は罠カードの効果を発動できない。
攻撃力/2400 守備力/1500
召喚・特殊召喚した場合に相手フィールドの罠カードを全て破壊 する(裏側表示カードはめくって確認する)効果と、罠の効果を封じる効果。罠を封じつつ攻撃力を上げられるのはありがたいですね。特殊召喚無効がなければ③を適用しつつ①が発動出来るため比較的安全に罠カードを処理出来る。発動出来ない縛りのため永続効果を持つ永続罠カードの効果は封じる事が出来ませんが①で破壊出来るタイプならあまり関係ないですね。2枚破壊しただけで3000打点になるのでフィニッシャーとしても使える。
一応「人造人間一サイコ・ショッカー」のカード名が含まれているので 『人造人間-サイコ・ジャッカー』や 『宇宙の法則』あたりのサポートに対応していますが使うかは不明ですね。
EXモンスター
真紅眼の超越黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン・エクシード)
融合・効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3400/守3000
「真紅眼の黒竜」+「時の黒魔術師」のカード名が記されたモンスター
「真紅眼の超越黒竜」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●「時の黒魔術師」の効果でモンスターが破壊されたターン、
自分・相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・墓地からレベル8以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは相手が発動した魔法・モンスターの効果を受けない。
特殊召喚時に手札・墓地からレベル8以下のモンスター1体を特殊召喚する効果と相手の魔法、モンスター効果を受けない効果。 「時の黒魔術師」の効果でモンスターが破壊されたターンなら
自分・相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できると珍しい召喚条件を持っていますね。相手モンスターすら融合素材に出来る。破壊されたターンと書いているということは相手ターンでも出す事が可能なはずですがどうやったら出せるのかというのは裁定待ちですね。②で耐性を持ちつつ①でモンスターを展開出来るので非常に強力なカードだと思います。手札・墓地のレベル8以下のモンスターなら特に指定がない点も偉い。テーマモンスターの展開にも使えますし他のテーマでも使えそうなスペックがありますね。その場合『時の黒魔術師』が外れた時の事を考えなければいけないので少し難しそうではありますが可能性はある。「真紅眼の黒竜」のカード名が記されているので名称指定の融合サポートや「真紅眼融合」にも一応対応していますね。
魔法・罠
時の黒魔術師
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●「時の黒魔術師」を除く、「時の黒魔術師」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
このターンのエンドフェイズに、
自分の墓地から「時の黒魔術師」1枚を手札に加える。
●コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
その元々の攻撃力分を合計した数値の半分のダメージを相手に与える。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
「時の黒魔術師」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える効果か、コイントスを当てた場合に相手フィールドのモンスターを、外した場合に自分モンスターを全て破壊する効果かを選ぶカード。全体除去効果を持つのは時の魔術師と似ていますが召喚権を使わなくてもいい点やテーマカードのサーチ効果が内蔵されている点は優秀ですね。テーマの動きの中核の『疾風の豹戦士パンサーウォリアー』や『ワイバーンの竜騎士』にアクセスしやすくなる。伏せたとしてもコイントス次第では捲り兼妨害カードになるので一定の仕事が可能ですね。現状コイントスを1回行うタイプのカードの結果を操作するカードはありませんが、 『セカンド・チャンス』のようなやり直しを行うカードはあるので合わせてみるのも面白いかも。
天使と悪魔のサイコロ
【魔法カード】
①: サイコロを2回振り、このターン中、以下の効果をそれぞれ適用する。
「時の黒魔術師」のカード名が記された自分フィールドのモンスターの 攻撃力・守備力は、出た目の合計×200アップする。●相手フィールドの モンスターの攻撃力・守備力は、出た目の合計×200ダウンする。②:この カードが墓地に存在する状態で、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した 場合、このカードを除外し、その内の1体を対象として発動できる。サイコロを 2回振り、出た目の合計が6以上だった場合、対象のモンスターを破壊する。
サイコロを2回振って自分フィールドのモンスターの攻守を上げるか、相手フィールドのモンスターの攻守を下げるかを選ぶ効果と、相手モンスターの召喚・特殊召喚に反応して墓地の自身を除外する事で相手モンスターを破壊する効果。現状「時の黒魔術師」関連のモンスターの最大打点は真紅眼の超越黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン・エクシード)の3400か、罠を5枚破壊出来たサイコエナジーショッカーの2400+300×5=3900なので4000以上の攻撃力を持つモンスターの解答になれるのは優秀ですね。最低でも200×(1+1)=400上げ下げ出来る。
②の効果に関しても出目の合計が6以上になる確率は7割以上なので高確率で破壊出来ますね。墓地に送られた場合でも最低限の仕事が出来る。あと地味にターン1がない。
眠れる羊 スケープ・ゴート
【魔法カード】
①:自分は「身代わり羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)を4体まで 守備表示で特殊召喚します。相手フィールドにモンスターが存在する場合、さらにデッキから「疾風の豹戦士パンサーウォリアー」1を特殊召喚できる。このターン、このトークンはA召喚のためにリリースできず、自分は融合モンスター しかEXから特殊召喚できない。「時の黒魔術師」のカード名 が記された自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに この効果で特殊召喚した自分フィールドのトークン1体を破壊できる。
トークンを4体呼び出しつつテーマモンスターに戦闘効果破壊耐性を擬似的に付与する効果。発動後は融合モンスターしか出せなくなるのでリンク素材等には出来ませんが壁モンスターとして展開したり、「疾風の駒戦士パンサーウォリアー」1を特殊召喚してその効果のコストとして使う事もできますね。テーマモンスターや魔法罠に対するアクセス手段として使える。
「時の黒魔術師」のカード名 が記された自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合の身代わりに出来るので「時の黒魔術師」が外れた場合の保険としても使用出来ますね。
おろかな墓荒らし
【罠カード】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①: 「おろかな墓荒らし」を除く、「時の黒魔術師」のカード名が記されたカード 1枚をデッキから墓地へ送る。その後、自分か相手の墓地のモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚できる。
②: 墓地のこのカードを除外して発動 できる。以下のいずれかのカード1枚を自分フィールドにセットする。
・「おろかな墓荒らし」を除く、「時の黒魔術師」のカード名が記された自分の 墓地の魔法・罠カード
・相手の墓地の魔法・罠カード
テーマカードの墓地肥やしを行いつつモンスターを蘇生する効果と、墓地の自身をコストに墓地のテーマカードか相手の墓地の魔法罠をフィールドにセットする効果。テーマカードの墓地肥やし+モンスター蘇生を行うかなり強力なカードですね。しかも蘇生するカードには指定がないうえに相手の墓地からも選択出来る。制圧効果を狙うなら後述の『大逆転BOX』を持ってきたいところですが蘇生させるモンスター次第ではこちらの方が強力になりそうですね。②の効果による回収も優秀。
大逆転BOX(リバーサルボックス)
【罠カード】
①:自分・相手のスタンバイフェイズに発動する。サイコロを1回振り、出た目の数までこのカードにカウンターを置く(最大6つまで)。②:相手モンスターが 攻撃するダメージ計算時に1度、または相手フィールドのモンスターの効果が発動した時に、このカードのカウンターを1つ取り除き、その内の1体を対象 として発動できる。コイントスを1回行い、裏表を当てる。当たった場合、デッキ から「時の黒魔術師」のカード名が記されたモンスター1体を特殊召喚し、 対象のモンスターはターン終了時まで、攻撃力が0になり、効果は無効化 される。
サイコロの数までカウンターを置き、相手の攻撃時か相手フィールドのモンスター効果に反応してコイントスを行い当たった場合は相手モンスターの効果を無効にする効果。コイントスが当たった場合はデッキからテーマモンスターを呼び出しつつ効果を無効、攻撃力を0にするとシンプルに強いですね。地味にコイントス効果とサイコロ効果両方を備える珍しいカードでもあります。サイコロの出目次第で②が最大6回抽選出来る。デッキから特殊召喚を先に行うためモンスターゾーンが空いていない場合適用はされないと思いますがパンサーウォリアーによって意図的に数を減らす動きが狙える事や展開と制圧両方を行える事を考慮すると十分ぶっ飛んでますね。
「時の黒魔術師」を軸にした城之内モチーフの新規テーマ
パンサーウォリアーやワイバーンの竜騎士でモンスターを揃えつつ制圧は時の黒魔術師や天使と悪魔のサイコロ、大逆転BOX等のサイコロ・コイントス効果を持つカードに任せると非常にギャンブル要素が強いデッキになっていますね。モンスターを揃えるだけならばギャンブル要素はほぼいらなかったり、『おろかな墓荒らし』や『大海の伝説-フィッシャーマン』がコイントスに頼らない妨害札もある事から堅実に戦う事も可能。面白いテーマだと思います。