効果をおさらいしておくと
《異界共鳴－シンクロ・フュージョン》 †通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合・ＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(1)：自分フィールドの表側表示の、チューナーとチューナー以外のモンスターを１体ずつ墓地へ送って発動できる。
以下のモンスターを１体ずつＥＸデッキから特殊召喚する。
●墓地のそのモンスター２体を素材としてＳ召喚可能なＳモンスター
●墓地のそのモンスター２体を素材として融合召喚可能な融合モンスター
こんな感じですね。やはり正規召喚が出来ない分シンクロはいいものの融合先の範囲が意外と狭く、それ『超越融合』で良くない？感が出ているのはまあ事実です。どういうことかというと最近の遊戯王の融合モンスターはデビフラによる悪用を防ぐために『融合召喚でしかEXデッキから特殊召喚が出来ない』、『融合召喚したこのカードが存在する場合○○』、『このカードの融合召喚に成功した場合○○』というテキストがかなり多いです。具体的な例を挙げると
こういうカード群ですね。他にもたくさんあります。つまりこれら強力なモンスターの効果を使うには正規召喚をしなければいけないため超越融合でよくねとなっているわけですね。ならばシンクロフュージョンはお払い箱なのかと言われると別にそんなこともないのでそこを今回はそこを考察していきます
サーチカードの豊富さ
今回追加されたラインウォーカーとデュエリストネクサスで登場した『デュエリスト・ジェネシス』が来たのはかなりの追い風ですね。ラインウォーカーをサーチ出来るストーンスィーパーを含めると実質3.3.3.3の12枚体制です。まあ流石に1枚はくる。そもそも発動条件でフィールドにチューナーを必要とするのでジェネシスの効果も簡単に起動出来ますね。そのまま『ミラクルシンクロフュージョン』とのサーチの両立も可能です。
『フルール・ド・バロネス』と融合モンスターを同時に出せる
【地縛】テーマで使う以外で色々考えてはいたんですけどこれが1番の強みだと思いますね。『超越融合』だと2体召喚→融合→2体蘇生→シンクロの流れを踏んでしまうためまあ確実にバロネス前に5体を超えてしまうんですね。異界共鳴なら2体を同時に出すため、3回までなら普通に展開することが可能です。極端な話、『氷結界の風水師』+『ブラックマジシャン』でバロネスと『超魔導士ブラックマジシャンズ』を出すことも出来るし、『下弦のサルンガ』+龍神グラファで龍神王とバロネスを並べることも出来ます。まあ悪くないんじゃないかと。他のデッキでもチューナーは誘発が補ってくれることがあるため、何か出来そうではあります。
あとは個人的にちょっと強そうだなーというシンクロ融合ペアを挙げていくと
『イモータルドラゴン』+『ジオクラーケン』
ジオクラーケンによって『アンデットワールド』に触ることが出来るので、『イモータルドラゴン』で『馬頭鬼』や他のアンデットを墓地に送ることで更に展開を伸ばすコンボ。馬頭鬼ならイモータルが☆2になるのでバロネスまでいけますね。グランドキーパーからストーンスィーパーを蘇生することで条件自体は簡単に満たせます。地縛ギミックを採用出来るため『超越融合』よりは安定感があるかも
『アクセルシンクロン』+『ジオクラーケン』
『アクセルシンクロン』のレベルを変動することによって☆8のジオクラーケンと共に相手ターンシンクロに備えるコンボ。クラーケンで『スターライトジャンクション』をサーチすることでクラーケン、ジャンクション、アクセルシンクロンのレベルを調整し相手ターンシンクロからバロネスと3妨害を構えることが出来ます。これもキーパーから地縛大神官を出す地縛ギミックを使うので安定するかも
このコンボ達はほんの一例で、実際は地縛ギミックを採用出来れば好きなフィールド魔法に触ることが出来るのでかなり活躍の幅は広そうです。皆さんも是非考えてみてください。それでは
