玄翼竜ブラック・フェザー
シンクロ・効果モンスター
星８/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1600
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
１ターンに１度、戦闘またはカードの効果によって自分がダメージを受けた時に発動できる。自分のデッキの上からカードを５枚まで墓地へ送る。
この効果で墓地へ送ったカードの中にモンスターカードがあった場合、このカードの攻撃力は４００ポイントアップする。
「漆黒の風を纏い末世から飛翔せよ！！シンクロ召喚！《玄翼竜 ブラックフェザー》！！」
今回はカード紹介回という事で漫画版クロウが使った決闘竜『玄翼竜 ブラックフェザー』の紹介になります。
戦闘または効果ダメージを受けた時にデッキの上から5枚を墓地に送ることが出来るモンスターでそこそこの強さを持つカードです。そして2023年の10/1からのリミットレギュレーションにより手軽に5枚落としが出来るケルベク、アギド、カオスルーラーが逝った事によって低かった評価が相対的に上がったモンスターでもあります。
評価が低かった理由は勿論ちゃんとあってそれが【このカードをシンクロ召喚した上で効果ダメージ要員も用意しなくてはいけない】という点ですね。難しい
シンクロ召喚自体は昔に比べると容易
今の時代はドラゴン族シンクロの時に手札から素材に出来る『レボリューション・シンクロン』の存在や『緊急テレポート』から出せる『サイキック・リフレクター』、☆7でありながら☆1を呼び出せる『黒魔女ディアベルスター』の存在からこのカードを出す事自体のハードルは昔に比べてかなり低くなっています。他にもアスカトルや顕現からの泰阿、『深海のディーヴァ』、『ヴィサス・サンサーラ』とかからでもいけますし。
まあ問題はここじゃないという事ですね。
効果ダメージ要員をどうやって用意するか
ここですよねー。↑の2体の他にも色々ありはするんですが、【先行で自分からダメージを受けにいく】となると手段はそれなりに限られてきます。
例えば『emトリック・クラウン』の効果を使うのなら別にクラウンの効果を使わずに別の☆4チューナーが必要になりますし、ゼピュロスを使うのなら『終末の騎士』+『レボリューション・シンクロン』からゼピュロスを墓地に送りつつ玄翼竜が出せるんですけど、ゼピュロスの効果の起動に更にカードが必要になります。
今の時代だと手軽にサーチが出来てダメージを受けることが出来る【ヴァルモニカ】というテーマもあるんですけど『ヴァルモニカ』カードが存在しないと効果を相手側が選ぶことになるため、使うのなら構築を【ヴァルモニカ】に寄せる必要が出て来ます。
(ヴァルモニカの効果ダメージ+サーチ効果は玄翼竜がタイミングを逃してしまうので使用出来ないみたいです申し訳ない)
アサルト・シンクロンはお手軽ではありますけどいる限りS縛りが付きますね。
効果を安定して発動出来るのなら化ける可能性はある
競合にして上位互換であるカオスルーラーが禁止指定になった今、効果を安定して発動出来るのなら評価が鰻登りになりそうだなという感じのモンスターではあるので、これを機に開拓が期待出来るカードです。5枚落としは夢がある
