スピリットは荒魂幸魂天岩戸だけではない、ここにもいるということだ・・・(絶滅)
忘れられてなかったのか【霊魂鳥】。初出はレイジングテンペスト、十二獣が生まれたパックに出たテーマです。まあカードスペックは恐ろしく低く悲しみを背負ったテーマではあるんですけど新規3枚は大盤振る舞いですね。早速効果を見ていくと・・・
『霊魂鳥影-彦孔雀』
鳥獣族/儀式/スピリット/効果
「霊魂の降神」により降臨。 このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードのカード名は、手札・ フィールドに存在する限り「霊魂鳥神一彦孔雀」として扱う。 ②儀式召喚したこのカードをリリースして発動できる。デッキからスピリットモンスター1体と儀式魔法カード1枚を手札に加える。 ③:このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動する。除外状態のこのカードを特殊召喚する。 ④:このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。
神の彦孔雀として扱う効果と自身をリリースして2枚サーチする効果。実質荒魂以外のスピリットモンスターのサーチ札であるため優秀ですね。①は儀式魔法である降神に対応するためであり他の意味は今のところないです。③はともかく④は使えたらお得といった感じ
霊魂鳥影－姫孔雀 星4 風属性
鳥獣族・儀式・スピリット ATK/1500 DEF/2000
「霊魂の降神」により降臨。
このカード名の②の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードのカード名は、手札・フィールドに存在する限り「霊魂鳥神－姫孔雀」として扱う。
②：このカードが儀式召喚した場合に発動できる。効果テキストに「スピリットモンスター」と記された魔法・罠カード１枚をデッキから手札に加える。
③：このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動する。除外状態のこのカードを特殊召喚する。
④：このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。
初の『スピリットモンスター』と記されたカードを手札に加えるテキストですね。現状は神籬を含めても11種類と少なく殆ど選択肢はないに等しいです。スピリットを戻さないように出来る『八咫の鏡』と星逢あたりが強そうではあります
星逢の神籬
フィールド魔法
①:1ターンに1度、発動できる。自分フィールドのスピリットモンスター及び「霊魂鳥トークン」の中から、レべルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにリリースし、デッキから風属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:1ターンに2度まで、自分フィールドの表側表示の風属性モンスターが自分の手札に戻った場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の、スピリットモンスター1体か儀式魔法カード1枚を手札に加える。
●デッキから「星逢の天河」1枚を自分フィールドにセットする。
フィールドで儀式を行うという点は『リブロマンサー・ライジング』に似ていますがこちらには召喚効果にターン1があります。更にフィールドのスピリットしか素材に出来ない。発動時のサーチもなし。デッキから特殊召喚出来るとはいえ縛りきつくないか。(一応ターン1はないので貼り直せばもう一回使えます)
②のセット出来る『星逢いの天河』は絶滅危惧種すぎて効果を知らない人のために載せておくと
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札の儀式モンスター１体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、レベルが同じ儀式モンスター１体をデッキから手札に加える。
(2)：墓地のこのカードを除外し、手札から儀式魔法カード１枚を墓地へ送って発動できる。
この効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。
とこういう効果。②の効果はそこそこ強いですが①の効果をセットで使うのかと言われると流石に首を傾げる性能をしていますね。☆4の子供版を手札に戻して見せても☆4の片割れしか加えることが出来ないのも少し噛み合わない。
ただそれぞれターン1ではあるので基本は②の効果をメインに使うと思います。そうなると彦を儀式召喚するギミックだけだと足りないので初動に幸魂か荒魂が恐らく必要になると思います。
②の効果も出来れば2回発動したいですね。儀式魔法を回収してから天河のコストにしたいので。ただ風属性を2体戻すとなるとそれなりの労力がいるのでデッキ構築の時点でそこが課題になるかも。
届きそうで届かない新規
子供版の彦孔雀姫孔雀は確かにありがたいんですけど個人的には求めていた物とは紙一重で違うといった感じですね。霊魂鳥はメインモンスターが何一つ彦と姫を助けないといった馬鹿みたいなテーマのためそこを改善してほしかった、というのが本音です。荒魂というサーチ札があるのが救いといったところでしょうか・・・
