
2025年6月28日(土)発売『TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-』に収録される新規カード&再録カードの情報が公開されましたね。早速内容を見てみると・・・
御巫奉サナキ
星3 地属性
幻想魔族 ATK/0 DEF/0このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「御巫」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に戻す。
②:このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。デッキから幻想魔族以外の「御巫」モンスター1体を特殊召喚する。このターン、自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③:このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備魔法カード扱いでそのモンスターに装備する。
自分フィールドの御巫カードを手札に戻す効果と装備カードが付いた時にデッキから御巫を特殊召喚する効果と墓地に送られた場合に自身を装備カード扱いで他のモンスターに装備する効果。
かなり展開に寄せた効果になっていますね。【御巫】特有の戦闘ダメージの反射能力がない。このカード自体は 『御巫の水舞踏』で特殊召喚が出来るのでそのまま②の特殊召喚効果→①でアラベスクを手札に戻す事で特殊召喚した【御巫】の効果まで使えますね。ただ②は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない縛りが付く点に注意が必要ですね。先行制圧型の場合は少し困るかも。
ウズヒメの御巫
ランク3 光属性
天使族・エクシーズ ATK/0 DEF/0レベル3「御巫」モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から装備魔法カード1枚を手札に加える。
②:このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
③:このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードは続けて攻撃できる。
デッキ墓地から装備カードを手札に加える効果と戦闘ダメージの反射と戦闘耐性と連続攻撃効果。シンプルに強いですね。今までだと【御巫】モンスター2体で2回反射していた場面が③の効果にターン1がない事で+1回されるため相手フィールドに要求される攻撃力がグッと下がる。装備魔法のサーチ効果も偉いですね。 『剣の御巫ハレ』の他にも【御巫】装備魔法に触れる手段が出来たというのと 『天子の指輪』や 『愚鈍の斧』等の 『オオヒメの御巫』の③効果で強いタイプの装備魔法を持ってこれる。墓地から回収出来る点も優秀。
御巫神舞-二貴子
通常魔法
このカード名の①②効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。その後、デッキから「御巫神舞-二貫子」以外の「御巫」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「御巫」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。手札・デッキから「御巫」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
デッキから【御巫】を墓地に送り、【御巫】魔法罠をセットする効果と自身とX素材をコストにデッキから「御巫」儀式モンスター1体を特殊召喚する効果。【御巫】の通常魔法に触る手段が現状 『オオヒメの御巫』くらいしか無いのがネックですが墓地肥やしとセット両方こなせる点が強いですね。墓地肥やしだと墓地蘇生を行う 『御巫舞踊-迷わし鳥』や装備カードを回収する 『御巫かみくらべ』、手札または除外状態から帰還させる 『御巫かみかくし』あたりが強そうでしょうか。新規の『御巫奉サナキ』も使えますね。オオヒメを①を使えば手札を1枚捨てなければならないため迷わし鳥が無難になりそう。セット効果の方はも『伝承の大御巫』や【御巫】装備魔法にアクセスしやすくなるため悪くない。②の儀式の特殊召喚は①が優秀であるためどこまで使うのかが要検証ですね。前提としてエクシーズモンスターが必要なのと『ウズヒメの御巫』がどれくらい出しやすさ、他のエクシーズと併用出来るか等考える事が多い。
【収録カード】
珠の御巫フゥリ(新イラスト)
剣の御巫ハレ鏡の御巫ニニ
珠の御巫フゥリ(通常イラスト)
オオヒメの御巫
アラヒメの御巫
天御巫の闔
伝承の大御巫
御巫の火叢舞
御巫の祓舞
御巫の水舞踏
御巫の誘い輪舞
御巫舞踊-迷わし鳥
御巫神楽
御巫の契り
御巫かみくらべ
御巫かみかくし
アショカ・ピラー
脆刃の剣
純構築の攻撃力を強化する新規
新規の中だとやはり『ウズヒメの御巫』による攻撃回数の増加が偉いですね。【ユベル】とかもそうですが反射系はどれだけ攻撃出来るかが重要になりますし、この1回の増加と装備魔法をサーチによる敷居の低下はありがたい。先行盤面に関しては 装備魔法や『御巫の水舞踏』等の都合上どうしてもモンスターが必要なので『アショカ・ピラー』系統のモンスターにまだ頼ることになりそう。あとはエクストラの展開を縛るカードご多めなので 『宣告者の神巫』や【ドラグマ】あたりと組み合わせてどこまで強くなるのかも期待したいところですね。