
今回は雑談回兼『 遊☆戯☆王ZEXAL』再放送記念回という事で数ある【希望王ホープ】または【ホープ】モンスターのサポートから最弱を決めてみようという記事になります。現在【ホープ】関連のサポートカードは60種類以上あり最初は強いカードを紹介しようと思ったんですけど紹介出来るカードが多すぎたため、じゃあ弱いカード紹介して使い道を考えたり笑おうという趣旨のもと書いたものになりますね。ホープの名前を冠するモンスターやホープ関連のサポートカードだったり、ホープのイラストがある物から選んでいます。一応自分の中で何枚か絞ってきたのでまずそれを紹介していくと・・・
輝望道(シャイニングホープロード)

墓地のモンスターを3体蘇生して【ホープ】XモンスターをX召喚する魔法カード。
このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
もうヤバいですね。するターン。元々は 『SNo.0 ホープ・ゼアル』を出すために作られたカードですがホープゼアルが禁止カードになってしまったため非常に厳しい立場を強いられているカードの1枚になっています。素材が3体必要なホープしかX召喚出来ない点や現状他の特殊召喚無しで戦況を返せるカードが 『SNo.39 希望皇ホープONE』くらいでありそれもライフ差がある条件付きと条件に条件を重ねてくる。
No.98 絶望皇ホープレス

攻撃するモンスターを守備表示にする効果とフィールドの【希望王ホープ】をフリーチェーンで除去しつつ墓地蘇生する効果。あまりにもピンポイントメタ。アンチホープよりもホープのアンチである事で有名なカードですね。イラストと名前は100点なんですけど①があまりにもしょぼい。競合先が多いランク4界隈でわざわざこのカードを出すのかという悲しみも背負ってますね。最近は 『S:Pリトルナイト』によって一旦X召喚してから墓地に送るという行為に少しだけ意味が出てきました。一応自分フィールドのホープも対象に取れるため対象を取って効果を無効化される際にホープレスを使って避けるといった事もできます。使うかは知らん。
CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー

バトル中の魔法罠を封じる効果と攻撃する時に相手モンスターの効果を無効にしてその攻撃力分自身の攻撃力を上げるカオスナンバーズ。正直今回紹介するカードの中では真っ先に最弱候補から外れるものの不遇なカードですね。というのも現在のホープは 『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』や 『No.39 希望皇ホープ・ダブル』によって攻撃力5000より下のモンスターはヴィクトリーを使わずに戦闘破壊が可能になっています。ダブルやZWを使えばそれ以上の攻撃力にも対応が可能になっていますね。バトルフェイズの封殺効果もライトニングの方が強く、5000以上の攻撃力を持つモンスターならば 同じ召喚条件である『CNo.39 希望皇ホープレイV』の方が高いダメージが見込めるととにかく使う理由が薄い。『RUM-ヌメロンフォース』と共に自分のエクシーズ時代の相棒であっただけに少し悲しいですね。使えないのかと言われたらそうではなく相手の攻撃力の数値を参照する効果であるためホープレイVの効果が及ばない破壊耐性や効果を受けない耐性を持つ高攻撃力モンスターを一方的に戦闘破壊する事が可能ですね。攻撃力を上げる効果にはターン1がないため全体攻撃を付与する『ZW-阿修羅副腕』が装備されていれば相手が複数体でも倒せる。
SZW-天聖輝狼剣 (シャイニング・ゼアル・ウェポン-フェンリル・ソード)

召喚した場合に装備カード扱いのZWをフィールドに特殊召喚する効果とZW特有の装備効果、装備モンスターが相手モンスターを破壊した場合に墓地からZWを回収する効果を持つモンスター。このカード最大の弱点はZWでありながら装備しても攻撃力が上がらない点ですね。なによりZWはレベルが☆3〜☆5とばらつきがあり召喚してもX召喚に繋げられない場合がある。そして何故かフィールドからホープに装備出来ない。十全に使うなら【希望王ホープ】を出しつつZWを装備してからこのカードに召喚権を残さなければならないためハードルが高い。☆4のZWは 『ZW-阿修羅副腕』等優秀なカードがいるため扱いに困るカードですね。ただこのカードにしか出来ない役割があるのは評価出来る。
ZW-玄武絶対聖盾 (ゼアル・ウェポン-アルティメット・シールド)

除外されているXモンスターを特殊召喚する効果とホープに装備して守備力を2000上げるモンスター。ZWの中でも守りに特化したモンスター、と思いきや 『No.39希望王ホープ』を呼んでこのカードを装備した場合X素材のないホープは相手の攻撃宣言時に自身の効果で爆発するため非常に用途に困るカードの1枚ですね。アルティメットな部分を教えてほしいレベル。ただ除外から呼び出すXモンスターは効果が無効にならないため使い道はあるんだろうけど使い道が中々見つからない。一応彼も 『S:Pリトルナイト』によって少しだけ救われたのと、『 No.39 希望皇ホープ・ライジング』を特殊召喚する事で間接的に墓地のナンバーズに触れるのは偉い点ではあります。
絶望神アンチホープ

バトルをする場合に自身に耐性をあたえる攻撃力5000の効果モンスター。☆1モンスターを4体を要求する+別に出してもデュエルの勝敗に直結しない事から対戦相手ではなく使い手に絶望を与えるモンスターですね。原作のエクシーズ召喚を縛る効果も消され、バトル以外では耐性がないにも関わらず戦闘に関しても無敵かと言われるとそうでもないうえに何故か他のモンスターが攻撃出来ないためライフを取り切るのも難しい。1番有用なのが『E-HEROダークガイア』の融合素材になる事という間違いなくどうしてこうなったを体現するカードの1枚だと思います。
ホープ剣スラッシュ

攻撃が無効になる度にカウンターを置き、攻撃力を500ずつアップする装備魔法。 『No.39 希望皇ホープ・ダブル』によって 「ダブル・アップ・チャンス」をサーチ出来るようになった事で日の目を見なくなったカードの1枚ですね。500アップは非常にしょぼい。差別化点として 装備モンスターに【効果では破壊されない】耐性を付与する効果はあるもののここもZWをついでに守れる『ZW-雷神猛虎剣』と枠の取り合いになりますし、素材の代わりに出来る効果も 『ZW-天風精霊翼』が攻撃力アップ+素材の代用効果があるため差別化しようと思うと難しい面がありますね。
希望郷-オノマトピア-

「希望皇ホープ」モンスターが特殊召喚される度にカウンターを1つ置き、2つ取り除く事で デッキから「ズババ」、「ガガガ」、「ゴゴゴ」、「ドドド」モンスターの内いずれか1体を特殊召喚するフィールド魔法。効果そのものは偉いものの1ターンに1度という点がネックなカードですね。カード名ターン1はありませんが貼り替えた場合カウンターが消えるためまた溜め直しになる。4つ以上溜めても余分なカウンターは次のターンに回さなければならないと『シンクロ・ワールド』が鼻で笑う性能をしています。【オノマト】カードであるため『 ガガガガガール』や 『オノマト選択』でサーチ出来るものの 『オノマト連携』を差し置いて手札に加えるものではなくなってきているというのも向かい風ですね。あと『ゼアル・フィールド』。
運命の扉

直接攻撃を無効にしてトークンを生成し、次のターンに墓地の【希望王ホープ】を除外してバーンダメージを与える罠カード。墓地に『希望王ホープ』モンスターが1種類ずつあるなら最大6000のダメージとロマンはあるものの相手の直接攻撃にしか反応出来ないのがネックなカードですね。8種類でも4000ダメージは叩き出せますがそこまで展開出来てかつこのカードを伏せられる状況ならもう勝ってるという悲しみを背負った罠でもあります。ある程度のバーンダメージならば 『CNo.39 希望皇ホープレイV』で賄えてしまうのも向かい風ですね。アニメだと最高にカッコいいシーンで発動されたカードなんですけどどうしてこうなった。
最弱を決めてみる


正直な話をするとアンチホープが弱すぎて殿堂入りしたくなるレベルであったためそれを抜きにした場合は『輝望道(シャイニングホープロード)』になるのかなと思います。やはり他の効果による特殊召喚を縛ってくるため工夫のしようがないのが終わってますね。その点においてアンチホープを凌駕している。発動するのは必然的に2ターン目以降になる上に発動出来たとしても特殊召喚したモンスターには耐性がないため除去されれば大惨事になる。なので対象耐性をあたえる 『ガガガ・ホープ・タクティクス』との組み合わせやライフを削り切るためにZWの採用が必須になると思います。
性能は低めなものの面白いカードも多い
ここで紹介したカードも性能は低めなものの独自性がある効果が多いので意外と面白かったりするんですよね。アルティメットシールドも除外状態からXモンスターを効果無効にせずに戻す事が出来るし、オノマトピアも貴重なデッキから特殊召喚出来る手段になる。 ホープレイ・ヴィクトリーも 『ZW-阿修羅副腕』を付ければ相手モンスターを効果を無効にしながら一掃出来ますね。他だとルール上 『CNo.39 希望皇ホープレイ』のモンスターも増えたので 『ZW-一角獣皇槍』あたりも使えるカードになったりと昔のカードでも利用出来る機会が多くなりました。たまには昔のカードを軸にしてデッキを組んでみるのも面白いかもしれませんね。