
N・アクア・ドルフィン
効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻 600/守 800
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
相手の手札を確認し、その中からモンスター1体を選ぶ。
選んだモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスターが自分フィールドに存在する場合、選んだモンスターを破壊し、相手に500ダメージを与える。存在しない場合、自分は500ダメージを受ける。
今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介ですね。紹介するのはカードの方で【HERO】デッキにおける『N・アクア・ドルフィン』の採用率の増加。【N(ネオスペーシアン)】や【戦士族】を軸にする型だと採用をよく見るモンスターではあるのですがそれ以外の【HERO】でも採用の機会があるとか。理由を見てみると・・・
現在の【HERO】は召喚権使わない初動札が増えてきている



現在の【HERO】は『ヒーローアライブ』を始めとして、『フュージョン・デステニー』や『イービル・アサルト』、 『V・HERO ファリス』等初動に召喚権を使わないカードが増えているという現状がありますね。『 M・HERO ダスク・クロウ』等の特殊召喚出来るモンスターも増えた事で今までも召喚権を 『E・HERO エアーマン』や 『V・HERO ヴァイオン』に温存する動きというのが出来ていました。ただサーチを連続する展開デッキであるため『ドロール&ロックバード』等の手札誘発に弱いんですね。そこをなんとか出来ないかという事でアクアドルフィンに焦点が当たったと。
アクアドルフィン+ディアボリックガイ等からの展開ルートが模索されている


現在はアクアドルフィン+ディアボリックガイで 『X・HERO クロスガイ』をリンク召喚して【HERO】をサーチ、そこから展開するルートが再度模索されているみたいですね。 アクアドルフィンは基本的に通常召喚するため2025年7月1日に『フュージョン・デステニー』が3枚採用出来るようになった事でも若干の追い風を受けています。
アクアドルフィンを持っていなかった場合でも召喚権があまるなら 『X・HERO ヘル・デバイサー』を中継して 『E・HERO アクア・ネオス』を見せる事で 『E・HERO ネオス』と共にアクアドルフィンを手札に加える事が出来ますね。
『N・アクア・ドルフィン』は自身の攻撃力が600なので攻撃力600以下のモンスターならばハンデスが可能。一部の手札誘発モンスターをケアしつつ動けます。
召喚権をイルカに使ってしまうのがどこまで響くか
既存の【HERO】の展開ルートだとヒーローアライブ以外はエアーマンに召喚権を切る場合が多いためそこがアクアドルフィンに変えるとなると展開ルートが変わりますが、【HERO】デッキが相手の手札誘発を弾けるのは評価出来るポイントですね。考察のしがいがある。戦士族GSでしか出来なかった事がやりやすくなったのは熱め。