氷結界の紋章
通常魔法
(1)：デッキから「氷結界」モンスター１体を手札に加える。
『氷結界の紋章』のイラスト違いが公開されましたね。人によってはエモポイントが高いイラストなので満足。今回は記念としてデュエルターミナルの世界において【氷結界】がどういう立ち位置だったのかを振り返っていこうかなと。このイラストのエモポイントがわかると思います。
ワームの侵略と第1の龍の解放
最初の氷結界の面々は平和に過ごしていたんですけど、デュエルターミナル世界に最初の敵である宇宙人集団【ワーム】が侵略を開始してきました。
当初の【氷結界】はワームの侵略に耐えきれずに第1の龍『氷結界の龍ブリューナク』を解放しその力をもって侵略を食い止めていました。
このままでは厳しいと思った一族の長たちは【氷結界】、【霧の谷】、【フレムベル】、【X-セイバー】達が一致団結して連合軍を結成、これが【A.O.J(アーリーオブジャスティス)】と呼ばれるもの達ですね。要はワーム絶対○す兵器作ろうぜ連合です。
戦闘狂軍団【魔轟神】の復活と第2の龍の解放
ワームの侵略でも厳しかったにも関わらず戦闘狂集団の神、【魔轟神】が復活し事態は更に悪化。魔轟神はワーム以外にも手当たり次第に戦いを仕掛けてくるのでそれを退けるために第2の龍『氷結界の龍グングニール』を解放しこれを撃退。『AOJディサイシブアームズ』がワームの親玉である『ワーム・ゼロ』を討ち取った事で一時的な平和が訪れました。ここまでは良かったここまでは。
魔轟神獣たちとの争いと終止符を打つための第3の龍
ワームという戦いの矛先がなくなった【魔轟神】との戦いが激化。疲弊した世界に侵攻を開始する。連合軍は【A・ジェネクス】を生み出して対抗するものの戦いは終わらず、先が見えない戦いに焦れた【氷結界】は第3の竜『氷結界の龍トリシューラ』の解放を決意。ここで氷結界がトリシューラの【解放派】と【反対派】に分かれる。
ここでの解放派の家系の1人が『氷結界の浄玻璃』(後のリチュア・ナタリア)、反対派の1人が『氷結界の照魔師』(後のリチュア・ノエリア)になる。紋章のイラストにいる2人ですね。
2人はトリシューラの力を解放する事は危険であると感じトリシューラに代わる戦力を模索、そして古代に封印されていた悪魔【インヴェルズ】に目を付ける。これを氷結界の召喚術で顕現を試みた結果・・・
『招来の対価』としてノエリアは親友のナタリアを失ってしまう。儀式自体も失敗しノエリアもインヴェルズの悪魔の思念に取り憑かれてしまう最悪の結末に。結果として第3の龍『氷結界の龍トリシューラ』の解放が決まり、『ジュラック・メテオ』の命懸けの突撃もあって【魔轟神】を殲滅出来はしたがトリシューラの力を抑える事が出来ずブリューナク、グングニールと共に暴れ大惨事に。
3龍の同時封印と戦争の終結
『氷結界の虎王 ドゥローレン』や『氷結界の鏡』を使っても対処する事が出来ず、3龍はそのまま世界を凍りつかせようとしていた・・・
この事態に遥か昔に氷山で暴れていた3龍を『氷結界の鏡』で封印し、その魂を昇華させ【氷結界】の一族を代々見守って来た人物『氷結界の神精霊』(氷結界の伝道士)がその命を引き換えに三体の氷龍を『煉獄の落とし穴』に同時封印することに成功する。こうしてまた世界に一時的な平和が訪れた。
リチュアの登場と新たな戦いの火種
平和が訪れて数年後、インヴェルズの思念に犯された『氷結界の照魔師』(後のリチュア・ノエリア)はナタリアの子であるアバンスと自身の子エミリアを連れて里を離脱、『氷結界の鏡』を変化させて「リチュアの儀水鏡」を生み出す。こうしてノエリアはインヴェルズの思念と共に禁術集団【リチュア】を作り、悪に手を染めていく・・・
とこう言った話ですね。気になった人はターミナルストーリーで検索すれば詳しく出てくると思います。
『創星神 sophia』編のあらゆる問題の中心にいるテーマ
デュエルターミナルストーリーの歴史を語る上で【氷結界】は外せないほどに話の中心にいるテーマですね。結果として氷結界の龍と伝道士のおっさんしか有能な活躍をしていない事から【問題しか起こさない愛すべき馬鹿野郎ども】としても人気が高いです。
『リチュア・ナタリア』はスピリットモンスターという立ち位置になっている以上、死んでいるのは確定と言った感じ。ノエリアも根はいい子なんですけどねー。この2人の子供であるエミリアとアバンス、他にも『氷結界の霜精(エグザ)』、『氷結界の依巫』(エリアル)あたりも《創星神 tierra》編で活躍するので気になる人は是非調べてみて下さい。
