今回はテーマ紹介回という事で今熱い【デモンスミス】との相性がいいデッキの1つである【デモンスミスユベル】の紹介になります。ユベル自体には【 レガシー・オブ・デストラクション 】あたりの強化でいい感じのデッキに仕上がってたんですがデモンスミスと『ファントム・オブ・ユベル』によって一気に弾けましたね。怒涛の展開で相手を制圧する【先行制圧よりのデッキ】になります。
どんなデッキ?
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文字通り中速戦を得意とする【ユベル】と召喚権を使わずにリンク値を伸ばせる【デモンスミス】ギミックを組み合わせたデッキですね。
【ユベル】や『暗黒の招来神』の展開から 『閉ザサレシ天ノ月』を経由してデモンスミスに、【デモンスミス】から 『魔界特派員デスキャスター』や 『サモン・ソーサレス』、『永遠の淑女 ベアトリーチェ』を経由して【ユベル】にアクセスする事を得意とします。両方が悪魔族なので展開を伸ばしやすくリンク値でゴリ押しやすいのが特徴ですね。悪魔族2体でリンク召喚できる『破械神王ヤマ』の存在も地味に偉いですねユベルを破壊する手数が増える。【デモンスミス破械】のパターンに似ていますが、こちらはランク10の万能無効モンスターである『終戒超獸-ヴァルドラス』を採用出来る点で差別化は容易だと思います。
今は【デモンスミス】によって様々なデッキが強い環境ですが他のデッキにはない強みを紹介していけたらなと
強み①:ファントム・オブ・ユベルによる手札誘発モンスターのケアが行える
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1番ハジけているところですね。普通の展開でも途中に『ファントム・オブ・ユベル』を中継出来るので手札誘発モンスターに関しては強く出る事ができます。召喚宣言をせずに手札・フィールド・墓地のモンスターをデッキに戻して融合出来るため奇襲性が強く、初動が既に手札にある場合は唐突な手札融合から展開してもいいし、フィールド魔法である『ナイトメア・スローン』→『スピリット・オブ・ユベル』を破壊→『ユベル』を特殊召喚してファントムを融合しそこから先行展開が出来るというのも非常に強い。ならファントム前にニビルでリリースということになっても墓地に素材が落ちていればどの道ファントムは出てくるので最低限の妨害が構えられる。スローンの②の効果が発動していなければ『ユベル』も出てきますね。
強み②:ユベルを処理出来ない一部のデッキを詰ませられる
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これは個人的な考えになりますが、『ナイトメア・スローン』や『スピリット・オブ・ユベル』、『ユベル』の効果で常に何かしらの『ユベル』モンスターをフィールドに展開出来るのでこのユベルを処理出来なければ非常に厳しい状況を強いれるのも優秀ですね。ユベルの展開パーツの1枚である『ナイトメア・ペイン』の②の攻撃強制効果と③の戦闘ダメージの押し付けが地味に厄介であり、下手に攻撃表示モンスターを残すとそのまま『ユベル』が特攻、もしくは誘導されてゲームエンドもありえる。【御巫】と同系統の強さで、展開出来れば相手モンスターを必要以上に処理せずに勝利を狙えるパターンもある。デモンスミスギミックも墓地にあれば長期戦もそれなりに強い。
まあその前に先行制圧で○ぬパターンが大半ですが。
強み③:悪魔族縛りの上から展開出来る
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デモンスミスギミックから展開を伸ばしたり初動に繋がる展開パターンとしてこのデッキは 『魔界特派員デスキャスター』あたりから【ユベル】ギミックに繋げることが多いのですがデモンスミスがそもそも悪魔族出張テーマであるためその縛りの上から 『刻まれし魔ディエスイレ』や 『DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー』等に繋げる事ができるというのは偉いですね。 ヤマを採用しているので『破械神ラギア』→『S:Pリトルナイト』のセットも採用出来、モンスターの除去性能は一級品ですね。このデッキは【ユベル】から【デモンスミス】、【デモンスミス】からベアトとキャスターを中継して【ユベル】に繋げられるのでリンク値さえ伸ばせれば以外と展開出来る。
弱み:妨害がモンスターに依存するパターンが多い
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魔法・罠を無効に出来るモンスターは 採用されている中だと 『刻まれし魔ディエスイレ』と 『終戒超獸-ヴァルドラス』くらいであり、あとはモンスター効果とカードの除去によっているため『冥王結界波』等のモンスター効果がチェーンできない捲り札は結構厳しいです。一応ディエスイレがこちらの罠や速攻魔法に直接チェーンして相手のカード効果を無効に出来るみたいなテクニックもありますがディエスイレありきになり結構面倒くさい。シャバラでセット出来る【破械】の罠は今は採用されていないことが多いので。あとは手札誘発【モンスター】に関してはファントムで強く出ることが出来ますが、『無限泡影』等の手札から発動する罠は相手としては扱いやすい部類ですね。先行展開だとリンク値を伸ばす事を目的とするので少し効きづらいですが後攻で引いた場合はファントムやヴァルドラスに当てることで魔法・罠による捲りがしやすくなったりする。
汎用誘発だとデモンスミスを組み込んだことで展開にサーチを多用するようになってしまったので『ドロール&ロックバード』が刺さりやすいです。今期は非常にドロールが刺さる。あとは 『ヘルグレイブ・スクワーマー』等でユベルを使い回してリンク値を伸ばすデッキであるため墓地除外を行う 『D.D.クロウ』や『深淵の獣』系統も面倒くさい。ユベルとデモンスミスの2つのギミックで動いてリンク値を伸ばすデッキのため『灰流うらら』は手数でゴリ押せるパターンが多いですが初動札である『サクリファイス・D・ロータス』等に撃ってリソースを減らしにいくのも悪くはない。あとは処理出来るなら『ナイトメア・ペイン』と『ナイトメア・スローン』は除去しておくとリソースが減ってお得ですね。
ファントムをチラつかせつつ展開でゴリ押す制圧デッキ
デモンスミスが強いよねと言われたらそれはそうとなりますが他の出張と比べてやはり『ファントム・オブ・ユベル』の存在が非常に大きいですね。悪魔族デッキの中では最強クラスのデッキだと思います。