ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

サレンダーのメリット、デメリットについて考える【雑談】

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今回は雑談回という事で遊戯王におけるサレンダーの話になります。遊戯王におけるサレンダーは所謂『投了』を意味しており自分から負けを認める行為をさす言葉ですね。自分で負けを宣言する事にメリットなんてないだろうとはなるんですが遊戯王においてはサレンダーは意外とメリットになる事が多く、度々議論されます。

 

 

 

サレンダー周りのルール

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これは【AREA CHAMPIONSHIP2024】の物になるんですが遊戯王のサレンダーのルールは結構最近に更新されて対戦相手とジャッジに対して申告する事で認められるようになりました。マッチの敗北も申告出来ないようになりましたね。このルールが作られるまでは有利な選手が相手のデッキがわかるまでデュエルを意図的に引き伸ばしたり、サレンダーを申告した時点でその1戦の勝負だけだと思いきや対戦相手にマッチによる敗北扱いと誤認されたりしたりするパターンもありました。

2024年現在だと世界大会の予選はサレンダーは申告出来ず、世界大会の本戦だと申告が可能になっています。ランキングデュエルにはサレンダーに関するルールは記載されていません。

 

メリット

①:マッチ戦において制限時間を無駄にしない

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これはかなりシンプルで今のOCGのイベントは1戦毎の制限時間ではなく3戦全てを含めた制限時間が設定されているからですね。例えば1戦目で20分を使ってしまった場合その後の試合は残り20分、そこから2回試合をするなら平均10分程度で試合をしないといけません。まあ時間に押されるもいう事は普通に考えてプレイングミスの原因になる場合がありますよね。なので勝てそうな試合はまだしも負けが確定しているのなら早めに切り上げてしまったほうが次の試合にかける事が出来る時間が増える。そこで勝利すれば3試合目でワンチャンありますし

 

②:相手にこちらのデッキに関する情報をなるべく与えない

遊戯王というゲームは先行が非常に有利な都合上この手札や盤面では返せないと確信してしまう状況がよくあります。その場合に無理に動いてしまった場合は相手に情報を与えるだけのゲームになってしまう場合があるので時には切り上げる決断とするいうのも重要な要素の1つですね。サイドデッキの件もありますし環境の中堅にいるテーマは特に。環境デッキ同士の対戦でも例えば『炎王の孤島』が1枚の場合と2枚ある事が確信出来た時ではプレイングが変わってきたりします。その1枚で勝負が別れる場合もなくはない。

 

③延長戦(エキストラターン)が明確に不利な場合に素早く終わらせに行く

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遊戯王OCGの試合は制限時間をすぎると何ターンかの延長戦の後にライフが多い方の勝ちになるんですが、自分のデッキが相手のライフポイントを削りにいけないデッキタイプだった場合は長期戦が不利に働いてしまう場合があるため、素早く切り上げる判断が必要になってきたりもします。逆にこれを利用して1戦目を勝利して3戦目が確定している場合にはなんかこれ負けそうだなと思ってもあえてサレンダーをせずに粘って時間を削りにいくという戦法もありですね。永続罠を使ってロングゲームをしかけてくるデッキ相手には選択肢として入る。エキストラターンが3ターンではなく1ターンの大会もあるので注意が必要ですね。

 

④:シンプルに早く終わる

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現代の遊戯王は1ターンが非常に長く、ターンを往復するだけでも結構な時間がかかる場合が多いです。こちらのフィールドを全て剥がしてくるまで展開→8000ライフを取り切るだけでもまあまあ時間が必要なのでフリー対戦なら負けを確信した時には終わらせにいったほうが試行回数が増える場合があります。そこで経験値を積みに行ったりするわけですね。フリーならとりあえず回してみて捲れない、抗う術がないと感じた場合は申告するのも時には必要。

 

 

デメリット

①:勝てる状況を逃してしまう場合がある

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これに関してはたとえ後攻だったとしてもシンプルにもったいないですよね。ちゃんとデッキにその解答札を入れていれば次のドローや動きでなんとか出来る可能性があるのにすぐに負けを確信してしまうのは非常にもったいない。負けを確信して流すメリットもありますがそれは自分の知識と経験から判断するべきことなので。知識と経験が乏しいのならとりあえず動いて見て、そこから判断しましょう。

 

 

②:サレンダーは『負け』を認める行為である

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何当たり前のことを言ってるんだとなりますがサレンダーをするという事は確実に『負け』を刻む行為ではあるのでフリー対戦はともかく大会だとやりたくない場合もあります。これに関してはどちらを取るのかという話になるので仕方がないですね。

 

③:ただ対戦回数を重ねてしまうだけの場合がある

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サレンダーを連続する展開が起こってしまった場合にプレイングだけを疑う人が一定数いますがその場合はデッキ構築そのものが悪いパターンがあるので、構築を試行錯誤せずに意味もなく対戦数を稼ぐという事はやめたほうがいい場合がありますね。あとは動きをそもそも理解出来ていないとか。意味もないサレンダーはなるべく減らしていきましょう。

 

 

メリットはあるが無意味にするべきではない行為

マスターデュエルだとデイリーダイヤやミッションの問題があったりしてさっさとサレンダーして切り上げる場合もありますね。これに関してはもうゲームの効率化の問題なので仕方ないのかなと。ただOCGだと大会では許されるようになったパターンが増えたものの、イベントだと相変わらず互いの了承が必要なのでコミュニケーションの一環として見たほうがいいのかなと。それに諦めないことで得られるものもありますし。