
仮面竜(マスクド・ドラゴン)
効果モンスター
星3/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守1100
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
今回は 今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介ですね。紹介するのは『 仮面竜(マスクド・ドラゴン)』。2004年の 【ソウル・オブ・ザ・デュエリスト】で初登場したモンスターで 『ホルスの黒炎竜 LV8』や 『おジャマ・キング』、 『マインドクラッシュ』あたりと同期のカードですね。 戦闘で破壊された場合にデッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する効果も持ち昔の自爆特攻or壁役モンスターの1体でした。
調整後の【天盃龍】のワンキル役として突撃部隊に加わるように


【天盃龍】はチュンドラ、パイドラ、幻禄、 燦幻荘、開門と豊富な初動とバトルフェイズ中のシンクロ召喚から後攻ワンキル、つまり8000以上の戦闘ダメージを叩き出すことが可能なテーマでした。2024年10月現在ではチューナーである『天盃龍チュンドラ』と 『盃満ちる燦幻荘』が制限カードになった事で純粋な初動の減少やシンクロ召喚手段の減少によってそれが難しくなって、そこで戦闘からワンキルパーツである 『天盃龍チュンドラ』、『天盃龍パイドラ』を持って来れる『仮面竜』に白羽の矢がたった訳ですね。
実際どんなメリットがある?


これに関しては色々ありますが大きく2つあって1つ目は上述した通りワンキルパーツであるチュンドラやパイドラを持って来れるため【ワンキル初動の増加】が図れるという点と、2つ目は【攻撃表示のモンスターに圧をかけられる】点があげられます。天盃対策の1つとして【攻撃表示でモンスターを出す】というものがあって、というのも 『天盃龍ファドラ』、『天盃龍パイドラ』には
- ファドラ: このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分のドラゴン族・炎属性モンスターは戦闘では破壊されない。
- パイドラ: 自分のドラゴン族・炎属性モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
という耐性を与える効果があります。つまりファドラがいない状態だと攻撃表示モンスターに戦闘を挑んでしまうと破壊されて展開が伸びづらくなるパターンがあるんですね。まあ実際は『燦幻開門』で足りないパーツを持ってくるパターンが多いのですが。守備モンスターがいればひたすらそのモンスターを殴って展開ればいいわけですし相手側は守備にメリットがあまりない。ファドラまで行ければもう誰を殴ってもいい状態になります。まあ実際は色々言いましたが要は相手側のモンスターを攻撃表示で出すという選択に対して『仮面竜』の自爆効果が刺さる訳ですね。攻撃力1500以上だと容赦なく突撃してきます。『仮面竜』の突撃からチュンドラ→ファドラ→仮面竜を蘇生→ファドラとチュンドラでS召喚して戦闘耐性ん剥がして『仮面竜』で突撃→幻禄というムーブが成り立つ訳ですね。ダメージステップ中にこれを行うため『灰流うらら』や『墓穴の指名者』を受けづらいのも偉い。
ワンキルの動きの1つとして面白い
チュンドラや 燦幻荘の枚数がもう少し多ければあまり頼らなくてもいいギミックに感じますが、動きの1つとして見た場合かなり面白いですね。
こんなの予想出来んて・・・