ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

手札誘発界隈の新生、【マルチャミー】シリーズを考察する【雑談】


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今回は雑談回という事で手札誘発界隈の新生である【マルチャミー】について考察する記事になります。『増殖するG』の調整版として生まれた彼らですが今は増Gと併用して使える時代なのでかなり猛威を払っていますね。現状は『マルチャミー・プルリア』と『マルチャミー・フワロス』の2種類がいてうらら1枚でもうドローは止められない時代に突入している。発動条件一つで使い方が変わってしまうカードではありますが考えの整理がてらにまとめていこうかなと

『増殖するG』との違い


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『増殖するG』に関しては自分・相手ターンに条件を問わずに発動出来て【手札→墓地に送る】事で使える事に対して『マルチャミー・プルリア』等は【手札から捨てる】事で発動するという緩い発動条件ですが 自分フィールドにカードが存在しない場合にしか発動できないというデメリットがあります。増やせる手札の数に限りがあるというのもデメリットと言ってもいいのですが一部デッキにはメリットにもなるので一概に言えない。

マルチャミーの明確なメリットとしては効果が適用されているターンでも、2枚目の「マルチャミー」の効果を発動出来る事でしょうか。1枚目で『墓穴の指名者』を喰らっても2枚目によるゴリ押しが可能なのは増Gにはない強みですね。あとはマルチャミーの効果は同名でも重ねがけが可能なのでプルリアを2回使っていれば手札からの召喚・特殊召喚に反応して2枚ずつのドローが可能です。増やせる手札には限りがありますがこちらも強力だと思います。

 

 

違いを踏まえての課題

違いを踏まえて採用する際に考えることを挙げてみると

 

  • 先行で腐りがちなマルチャミーが手札にくる事を許容出来るか
  • 他の手札誘発カードとの枠争いや相性
  • 後攻におけるGやマルチャミーの重ねは非常に強力
  • 採用しておけばマルチャミーとGで引いて強い誘発の評価が相対的に上がる
  • 刺さるデッキを選ぶので適切なマルチャミーを採用出来たらベスト

 

パッと思いつくのでこの辺りでしょうか。発動条件からか『増殖するG』よりも考えることが非常に多いですね。というよりも2つ目の【他の手札誘発カードとの枠争い】が1番深刻かもしれない。今は手札遊発が10〜15枚くらいにの環境なので増Gうらら泡影ヴェーラー+αとなると圧倒的に枠が足りない。ニビルとかも先行で腐りがちだから入れない人もいるけど先行強すぎて今ではメインで採用している人もいると考えるとうーん。ドロールとの相性もそこまで良くはない。

正直後手用として割り切るかサイドデッキにガン積みするのが1番丸そう。考える事が少ない。

コストやモンスターとして使えるデッキか後攻特化デッキでない限りはメインでの3枚採用は少し考えたほうがいいのかも。

 

【ドミナス】シリーズの台頭


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新しく追加された誘発カードである【ドミナス】シリーズの事も気になりますね。デッキこそ選びはしますがこちらの方が先行・後攻共に使いやすいカードではあるので。プルリアなら霊王と、フワロスなら聖王との共存も可能。また新しいマルチャミーも出るかもしれないので考えには入れておきたいところ。

 

 

採用する事で手数とリソースで捲れる可能性があるのは魅力的

『増殖するG』が生きている関係上、自分の中では相性が良くない限りは後手捲りデッキかサイドデッキに3枚積む用のカードという感じの結論になりましたが通った時の爆発力は凄いのでメインにあらかじめ何枚か積んでおくのも悪くはないと思います。今はうらら系の手札誘発1枚で捲れる環境でもないですし。