ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

世はまさに光悪魔時代!!2024年8月〜の注目テーマ15選!!

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皆さんデュエルは楽しんでいますでしょうか。今回はコラム回ついでに今の遊戯王で紙の環境がどんな感じになっているのか、どう構築がちょくちょく変わっているのかなんかを簡単に解説ついでに考察していきます。自分が今の環境の中心だと思うテーマを10個+α挙げていきます。やはり今は【デモンスミス】とどう付き合っていけるのかが重要視されていると感じますね。

 

 

 

1:デモンスミスアザミナスネークアイ

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【 レイジ・オブ・ジ・アビス】の新テーマ、【アザミナ】を手に入れた事で更なる初動の確保と『背信聖徒シルヴィア』によって誘発に対するケア手段を得た展開系デッキですね。分類は【先行制圧より】。『罪宝の欺き』 から『告死聖徒ルシエラーゴ』を経由する事で『罪宝狩りの悪魔』や『原罪宝-スネークアイ』をサーチして初動に繋がるのが非常に大きく、リンク値を大きく稼ぐことが出来る【デモンスミス】との相性もいい。前環境と誘発以外の変化が少ない今環境において大きく変化が起きたデッキなので使い手が多いですね。今期とトップメタと言ってもいいと思います。

 

2:天盃龍

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バトルフェイズのシンクロ効果や連続攻撃を駆使して後攻で相手のライフを一気に削り切るドラゴン族デッキ。  耐性を付与する『盃満ちる燦幻荘』の制限で一部弱体化は受けたものの、メインギミック自体は変わっていない+ 『幻禄の天盃龍』という初動が増えた事で依然後攻ワンキルデッキの中では頭一つ抜けているといった印象ですね。初動が多い+ワンキルに必要なパーツがかなり少ないため手札誘発の枠を大量に割くことが出来るのと、『増殖するG』の他に『マルチャミー・フワロス』や新しい手札誘発罠である『霊王の波動』も採用出来るので手数も優秀。先行用としては『大熱波』や『 燦幻開花』、光闇をメタるための『コアキメイル・ドラゴ』、『天球の聖刻印』あたりが偉いですね。

 

3:デモンスミスユベル

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『ファントム・オブ・ユベル』が出た事で誘発モンスター効果のケア手段が出来る様になり、『ヘルグレイブ・スクワーマー』等でユベル』を使い回して展開を伸ばす制圧デッキですね。背信聖徒シルヴィア』のようにカード効果を無効にする訳ではないですがファントムは手札から融合出来るため奇襲性が高く、その上で制圧盤面を敷けるというのが特徴。デモンスミスが悪魔族テーマであるためデスキャスター等の悪魔族縛りの上から展開出来る事も偉いですね。 『DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー』や 『トロイメア・グリフォン』あたりも選択肢に入る。少し霊王とフワロスが重いですがそれでも強いと思います。

 

 

4:炎王スネークアイ(デモンスミスorアザミナ入り)

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前期最強格デッキの1つで、スネークアイの展開力と炎王の中速戦の強さを組み合わせた制圧デッキですね。個人的な強みとして『 聖炎王 ガルドニクス』等の【炎王】のギミックによって 『賜炎の咎姫』以外にも墓地に妨害札を用意出来るので妨害を散らせる点が高評価ポイントですね。今は『黒魔女ディアベルスター』と【アザミナ】のみを出張させる構築や【デモンスミス】出張、もしくはその両方が入ったものをよく見かけますね。ただ元々2つを組み合わせているテーマなので両方使うとなると難しくなってしまうのがネック。

 

 

5:デモンスミスR-ACE

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【デモンスミス】+『R-ACEプリベンダー』を絡めたリンク展開と 『R-ACEタービュランス』の効果での4枚セットによって制圧盤面を敷くデッキ。【炎王】と違って墓地ではありませんがモンスター+魔法罠とこちらも妨害を散らすことが出来るのが強みですね。サイドでの『ハーピィの羽根箒』、『大嵐』、『拮抗勝負』の増加、『マルチャミー・プルリア』、フワロスを受けてしまう点は向かい風ではありますが相変わらず強いテーマだと個人的には思います。

 

 

6:デモンスミスキマイラ

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【デモンスミス】ギミックによってベアトリーチェ→墓地落として蘇生する流れを採用して初動を増やした中速デッキですね。キマイラギミックからも  『幻獣魔王バフォメット』の融合から『E-HERO シニスター・ネクロム』を落として 光悪魔の『E-HERO アダスター・ゴールド』を持ってくる事でデモンスミスギミックにアクセスする方法が模索されています。このデッキの特徴は『幻獣王キマイラ』によって蘇生出来るモンスターの範囲の広さで『深淵の結界像』を筆頭に『王虎ワンフー』、『原罪のディアベルゼ』など状況に合わせたロックモンスターを蘇生出来ることですね。幅広く戦える

 

 

7:デモンスミス破械

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リンク値を伸ばす☆6光悪魔【デモンスミス】と☆6破械神を組み合わせる事で展開する制圧デッキですね。お互いが悪魔族のため『破械神王ヤマ』から【破械】ギミックの初動に繋ぐ事が出来る点が偉く、エグゼクティブシーザーや破械神ラギアによってモンスターに対する妨害を安定させやすいのが強みですね。『破械唱導』やリトルナイト、ライゴウ、シュヤーマで伏せもある程度対応出来たりもする。シャバラの複数枚採用による擬似的な対象耐性も魅力の1つ。

 

8:メメント

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融合モンスター兼大量墓地肥やし札である 『冥骸王-メメントラン・テクトリカ』と 『メメント・スリーピィ』によって手数を手に入れ展開力が爆発的に上がった制圧デッキですね。対象を取る効果に対して 『メメント・ボーン・パーティー』や 『冥骸融合-メメントフュージョン』で躱す事も出来て横並びがしやすくなった事と最近だと 『精霊コロゾ』を経由する事でシンクロモンスターの万能無効を構えるルートもあるとか。 『百鬼羅刹大収監』に『メメント・ゴブリン』が対応している事でルートが少し増えた。デモンスミスを出張している構築もちらほら見かけますね。

 

 

9:ラビュリンス

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罠ビートの代名詞とも言える中速デッキですね。通常罠の選択肢に新たに『霊王の波動』が加わった事で更に広く対応出来るようになりました。手札誘発に関するケアは【アザミナ】出張だったり【ユベル】出張、【デモンスミス】出張だったりでバラバラといった印象。ラビュリンス自身もウェルカムに『霊王の波動』受けてしまうため、個人的には【アザミナ】出張が面白そうな感じがしますね。

 

 

10:白き森

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魔法罠をコストとして展開するメインモンスターとコストとなった時に回収されるテーマの魔法罠でモンスターを横並びしてシンクロ展開を狙う制圧デッキですね。このテーマは制圧盤面は確かに強いんだけどコストとなる魔法罠をどうするのかで一生議論されてるイメージがありますね。今は【センチュリオン】や【デモンスミス】、【千年】に新しく【魅惑の女王】が追加されたためどれが強いのかと言った感じ。開拓と結果待ちですね。

 

11:センチュリオン

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豊富な1枚初動と☆12シンクロで布陣を敷く中速デッキですね。【デモンスミス】を入れてもいいし、 『騎士皇プリメラ・プリムス』によって『エンブレーマ』カードをサーチ出来るようになったのでアトリィによるドローが現実的になり純構築に確かな強みが生まれましたね。勿論出張によるアークシーラの展開も強い。展開の強さという意味では【白き森】に軍配は上がるものの手札誘発を積むスペースは純構築が勝っているので注目のテーマですね。

 

 

12:粛声

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ローガーディアンによる万能無効+結界の対象耐性によって強固な盤面を作る中速デッキですね。

威光とサウラヴィスまで備えられると中速デッキでありながら先行盤面を返す事が難しいテーマになっています。ドロールや次元障壁、『幽鬼うさぎ』、『霊王の波動』、【深淵の獣】等面倒くさいカードはあるものの新しく出た『マルチャミー・フワロス』が効きづらい点は高評価ポイントですね。ワロスは今や大体のデッキに採用されているので。

 

13:神碑

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通常罠のラビュリンス永続罠のルーン。永続罠で相手を縛りながらデッキデスを狙う中速よりのデッキですね。『インスペクト・ボーダー』やスキドレセンサー御前割拠の他に最近だと『次元の裂け目』やアトラクターあたりの除外ギミックや『超古代生物の墓場』、 『シンクロ・ゾーン』、『パラドックスフュージョン』、『暴君の暴言』等のカードに白羽の矢がたっているみたいですね。相変わらずロックが決まればゲームが終わりかねないスペックはあるので強いですね。

 

14:シャーク

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【 レイジ・オブ・ジ・アビス】で強化されたアニメ産のエクシーズテーマ。『時空の七皇』と『浮上するビッグジョーズ』によって召喚権を使わずのエクシーズが可能になったり、『霊王の波動』の採用や新しい 『CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・リバイス』からライフを一気に取れるようになったりと利便性が向上していますが特にデカいのは『No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン』の安定供給と着地狩り可能の罠『ヴァーチュ・ストリーム』ですね。『バハムート・シャーク』→『リヴァーチュドラゴン』から安定してセットは強いのとクラゲ御前はゲームが終わる。相手が水属性になるので間接的にデモンスミス展開を阻害出来るのも面白い。

 

 

15:ギミック・パペット

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『地獄人形の館』によって耐性を得つつ相手を破壊してダメージを与えていくエクシーズテーマ。先行でのワンキルルートは減ったものの後攻の強さは健在で、モンスター主体の妨害ならば 『コンドーレス・パペット』での大量墓地肥やしからある程度ギガンテスドール等で片付けて戦闘+バーンで一気にライフを持っていけるのが特徴。テラーベビーとビスクドールで一部の誘発に強く、『霊王の波動』を採用出来る事や 『ギミック・パペット-キラーナイト』で地味に手数が増えているというのも偉いですね。Gフワロスでドロー手段が増えたのも追い風。

 

オマケ

M∀LICE

YU-GI-OH.jp

除外ギミックを取り入れることが出来る時点で一定の評価が出来るのでそこにサイバースの展開が重なると考えると期待値が高いテーマだと思いますね。ライゼオルとかも強そう。

 

 

デモンスミスとどう向き合うのかが重要なシーズン

Gフワロスがあったとしてもやはり展開系デッキに軍配が上がるのは遊戯王あるあるですね・・。勝ちたいとなった時にデモンスミスを使わなくていいテーマの方が少ない事を考えると難しいところですが、【天盃龍】や【粛声】、【メメント】等デモンスミスを使わなくても強いテーマも沢山いるのでどうしたいのかと言うのは人によると思いますね。10月の改訂で色々変わるんだろうか・・・・