2024年10月1日適用のリミットレギュレーションが公開されましたね。早速内容を見てみると・・・
禁止
永遠の淑女 ベアトリーチェ【制限⇒禁止】
制限
・新規黒魔女ディアベルスター【新規・制限】
蛇眼の炎燐【新規・制限】
天盃龍チュンドラ【新規・制限】
ファントム・オブ・ユベル【新規・制限】
魔を刻むデモンスミス【新規・制限】
刻まれし魔の詠聖【新規・制限】
篝火【準制限⇒制限】・緩和
十二獣ドランシア【禁止⇒制限】
真竜剣皇マスターP【禁止⇒制限】
超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ【禁止⇒制限】
強奪【禁止⇒制限】
準制限・新規
増殖するG【新規・準制限】
ナイトメア・スローン【新規・準制限】
御前試合【新規・準制限】・緩和
イーバ【制限⇒準制限】
SRベイゴマックス【制限⇒準制限】
ダイナレスラー・パンクラトプス【制限⇒準制限】
M.X－セイバー インヴォーカー【制限⇒準制限】
竜剣士ラスターP【制限⇒準制限】
封印の黄金櫃【制限⇒準制限】
フュージョン・デステニー【制限⇒準制限】
烙印開幕【制限⇒準制限】
無制限
焔征竜－ブラスター【準制限⇒解除】
巌征竜－レドックス【準制限⇒解除】
瀑征竜－タイダル【準制限⇒解除】
嵐征竜－テンペスト【準制限⇒解除】
Emヒグルミ【制限⇒解除】
SPYRAL－ジーニアス【準制限⇒解除】
天霆號アーゼウス【制限⇒解除】
マジェスペクター・ユニコーン【制限⇒解除】
サンダー・ボルト【準制限⇒解除】
ピュアリィ・マイフレンド【準制限⇒解除】
ライトニング・ストーム【準制限⇒解除】
緩和多すぎて笑う。新規は【デモンスミス】、【スネークアイ】、【天盃龍】、【ユベル】関連ですかね。あとは緩和で面白いカードがちらほら。今回も個人的に気になったカードを何枚か見ていこうかなと
禁止
永遠の淑女 ベアトリーチェ【制限⇒禁止】
前回の様子見規制枠であり【デモンスミス】 ギミックのお供として出張、初動を確保や妥協展開をサポートする枠になっているモンスターですね。これだけ【デモンスミス】が流行っているんだから流石にダメだろっていう感じ。順当に禁止になりましたね。ただ【デモンスミス】ギミックはリンク値を伸ばす目的で使うのも非常に強いテーマなので相性がいいテーマはまだデモンスミスを使うことにはなりそう。
制限
黒魔女ディアベルスター、蛇眼の炎燐
これに関しては主に【アザミナスネークアイ】デッキに対しての規制ですね。これによって3枚ずつ入っていた今までの初動が2枚ずつ、篝火を含めら更に+1されるので初動が5枚消えると考えると流石にダメージはデカそう。『原罪宝-スネークアイ』が規制を受けていないのでそこの枚数を増やしたり、ポプルスために『スネークアイ・オーク』や蛇眼神殿、『スネークアイ追走劇』を増やしたりとまだまだやれる事はあるので【アザミナ】の新規次第では生き残れるかもしれないですね。
天盃龍チュンドラ【新規・制限】
天盃龍の展開補助+初動になるドラゴン族。 【天盃龍】も強いですが今は【ライゼオル】が強いのでこれも緩めの規制になると予想していたのですが制限になりましたね。外れた。これによって『幻禄の天盃龍』を増やしたりファドラやサーチ札の枚数を調整したりしないといけなくなったので影響はありそうですね。ファドラは単体では初動にならないので今までと同じとはいかなさそう。ただ後攻ワンキルの攻撃力は健在なので油断がならないテーマの１つですね。
ファントム・オブ・ユベル【新規・制限】
今の【ユベル】の強さを支えるカードの1枚。何故か手札のモンスターも素材に出来るため奇襲性が強く、1体ならまだしも2体目の圧がヤバすぎましたね。結局このカードが『ナイトメア・スローン』の強さを後押ししている部分もありますし。しょうがない。
魔を刻むデモンスミス、 刻まれし魔の詠聖
正直制限でもいいと思っていたのですがサーチ札と共に制限になりましたね。正直【魔轟神】の新規が出た関係上【デモンスミス】をギミックごと破壊するのは考えにくかったので意外。レクイエムと融合ラクリモーサが残っているので出張ギミックだけならまだまだ扱えそうですね。ベアトがいない都合上リンク値を伸ばしたり、シーザーや墓地肥やし用の 『巡死神リーパー』などを出したりと出来ることはある。
篝火【準制限⇒制限】
今最もホットな種族である炎族をサーチ出来る最強カード。【ライゼオル】が来た事でテーマの要である 『アイス・ライゼオル』か 『エクス・ライゼオル』を簡単にサーチ出来るため予想していたのですがこれも当たりましたね。『時空の七皇』と違って手札消費を必要としないのと 、【スネークアイ】の展開補助+初動になるカードではあったので順当。
準制限
増殖するG【新規・準制限】
現環境最強の手札誘発モンスター。調整版であるマルチャミーの台頭がデカく、徐々に規制がかかるのではと議論されていたのですが今回で準制限になりましたね。調整版が増えれば1枚とかになっていくんだろうか。ただ墓穴の指名者のように2枚ポジを続けていく可能性もあるので今後の動向に期待したいモンスターの1体ですね。相変わらず遊戯王のインフレを象徴するカード。
ナイトメア・スローン【新規・準制限】
『ファントム・オブ・ユベル』の規制がかからなかった場合の保険として予想しましたが当たりましたね。ファントムの時期的に明らかに狙って作られたカードなのでこれもしょうがない。ユベルの先行展開を支えていたカードではあるので個人的には少し残念ですが幻魔や 『七精の解門』に規制がかからなかったのでまだ強いと思います。10月からは【ライゼオル】が台頭してくるので環境で使えるのかどうかはやってみないとわからないといった感じですね。
御前試合【新規・準制限】
ロック系統の永続罠の中では珍しく準制限になっているトラップ。まあ確かに相手してて嫌だけど自分で使ってて思ったより簡単に突破されるなーとは感じるカードですね。ただ属性を変更する 『No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン』等を使ったロックは相変わらず強力。
封印の黄金櫃【制限⇒準制限】
意外なカードですね。【サンダードラゴン】が普及した事で制限指定されていたカードですが、今は除外を活用する 【M∀LICE】等のテーマが増えてきたので以前よりも強力なカードになるかもしれませんね。他の除外を活用するデッキもこのカードが2枚になって出来る事が増えると思うのでデッキ構築が広がりそう。
無制限
天霆號アーゼウス【制限⇒解除】
今だと2枚必要ですみたいなデッキは【十二獣】系統くらいしかないので継戦能力を上げたといった感じでしょうか。最近はエクストラの枠がカツカツになってきて結局1枚採用のパターンも普通にありそうなので今後の動きに期待したいところ
ピュアリィ・マイフレンド【準制限⇒解除】
ピュアリィの安定感を底上げする永続魔法。 『ピュアリィ・リリィ』サーチが可能である点とピュアリィは速攻魔法でリリィをとりあえず供給出来るので強さが戻ったといった感じ。OCGでは 『ピュアリィ・スリーピィメモリー』の制限のみであるため環境に食い込む可能性はありますね。サラッと帰ってきたけど相変わらず準制限の性能じゃねえ。
サンダー・ボルト、ライトニング・ストーム
相手のモンスターや魔法罠を一掃する魔法カード。今の時代はカード効果を無効にするモンスターが増えてきてこのカード1枚だけでは突破が難しいというのと、先行で使えないという事から評価が落ちていましたがデッキによってはパなされると大ダメージを受けるカードではあるので嬉しいですね。特にライトニングストームの緩和で羽根箒や大嵐を含めて魔法罠の全体除去手段が1枚増えたというのはデカい。罠ビは肩身が少しだけ狭くなりますね。
次はライゼオル中心環境になる？
次のパック次第ですが今はデッキビルドパックのテーマである【ライゼオル】と 【M∀LICE】が非常に強く、【竜華】も混合構築で結果が出ているのもちらほら見かけるのでこれらのビルドテーマにどう対抗するのかが注目ポイントになりそうですね。
