ヘルフレイムバンシー
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/炎族/攻1700/守 600
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから炎族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカードが除外された場合、自分フィールドに炎族モンスターが存在していれば発動できる。このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力はターン終了時まで、自分の除外状態のモンスターの数×100アップする。
今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介ですね。紹介するのはカードの方で、エクストラデッキの『 ヘルフレイム・バンシー』の採用率増加。このカード自体は炎族のサーチor墓地送りを行うシンプルなモンスターの一体ですね。今までだとリンクデッキが【アークネメシス】シリーズを出張させたり【スネークアイ】ギミックに繋げたりするために『パラレル・エクシード』等のランク4を作れるカードと共に採用されていたイメージが個人的にあったのですが現在は違った方面での使い方が模索されているみたいですね。
スター・ライゼオルの登場で採用率が増えつつある


現在は【アライアンス・インサイト】で登場した新しい【ライゼオル】モンスターである『スター・ライゼオル』の登場によって注目を集めていますね。スターはライゼオル魔法罠をサーチ出来る関係上モンスター効果を無効にする『ライゼオル・クロス』にアクセスしやすいカードの1枚であり『ヘルフレイム・バンシー』を経由すれば①の特殊召喚条件も満たす事が出来ます。
今までだとデッドネーター+クロス+プラグインの盤面はデュオドライブありきだったのですが上手くいけばデュオドライブの前にクロスをサーチする事でモンスター系誘発に圧をかけられるという訳ですね。そして何より強いのがライゼオルなら召喚権を使わずにバンシーに繋ぐ事が可能な点でアイス・ライゼオル等の温存も出来る。
炎族ならサーチ可能なのでアイスやエクスにも対応


バンシーがサーチ出来るのは炎族のため1枚初動である 『アイス・ライゼオル』や『エクス・ライゼオル』のサーチも可能ですね。特にエクスはOCGで2025年1月に制限指定されているためそれを持ってくるのにも使えます。デュオドライブや『時空の七皇』、『篝火』、『スモールワールド』等に次ぐサーチ札ですね。じゃあなんで今まで使われていなかったのかというとシンプルにその必要がなかっただけだと思います。エクスは3枚積めたしタキオンも積めたし。強デッキの不遜。バンシーはスターの①の召喚条件に非常に都合がいいモンスターでもありますからね。
ライゼオルはどこまで進むのか
1月始めの制限改訂で少しだけ落ち着いた【ライゼオル】でしたが【アライアンス・インサイト】で別方面ではありますが勢いを取り戻しつつありますね。やはりデッドネーターの制圧力と弱点が少なさ+拡張性があるのが大きい。マリス対面でも『時空の七皇』からロンギヌス持ってくるパターンもありますし。まだ日が浅いため開拓待ちですが復権すればデドハラがもう少し続きそう。