ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

『一方的な正義』を掲げる最凶のヒーロー『M・HERO ダーク・ロウ』について【カード紹介】

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融合・効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2400/守1800
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で
デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。

2014年のストラクチャーデッキ、【HERO's STRIKE】に初収録されたカードでその後も2回の再録がされている闇属性のマスクドヒーロー。

相手にだけ墓地に送られるカードを全て除外させる【マクロコスモス】状態を適用する効果、何故か付いているハンデス効果で初登場からヒーローを一気に環境に押し上げ、当時非常に騒がれたモンスターの内の1体でした。今でも対芝刈りや対ティアラメンツ決戦兵器(ティアラメンツも使える)と言われていたりと、墓地を活用する大半のデッキを機能不全に陥れる強力なモンスターです。

 

環境での活躍

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『E・HERO シャドー・ミスト』と共にヒーローの力を一気に押し上げた功績もデカいですがこのカードを語る上で離せないのが『マスク・チェンジ・セカンド』による出張ギミックでしょう。闇属性=ダークロウの構図を作った忌むべきカードであり、あらゆるデッキで出張されました。強いところだと【シャドールHERO】や【インフェルニティHERO】等。ダークロウを出すだけで大半のデッキは機能不全、特にペンデュラム全盛期の9期環境に生まれながらペンデュラムを徹底して殺す性能を持っており、当然そんなことが許されるはずもなく『マスク・チェンジ・セカンド』は2016年4月に無事制限カード入りを果たしました。シャドーミストもその時に一時的に制限になっていますね。アホかな?

その後は出張はそこまでないものの、【HERO】デッキでは問題なく使える性能をしているため今でもよく見かけるヒーローという立ち位置に収まっています。

 

漫画での活躍

E・HERO アブソルートZero』や『E・HERO ジ・アース』を主軸とした響紅葉のデッキと一時的に離れるために十代が使用した【M・HERO】のデッキに入っており、漫画版オリジナルヒーローである『M・HEROダスク・ロウ』に『マスク・チェンジ』を使って出てきたモンスターです。その時は効果がなくバニラモンスターとしての立ち位置でした。

つまり今の効果はコナミ運営が9期環境に対して意図的に付けた効果であるため、その時の個人的な感想を言ってしまうと『意味がわからない』の一言に尽きました。何故作ったのか

 

現在での活躍

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現在だと『Wake Up Your E・HERO』やソリッドマン、リキッドマン、『ENシャッフル』、ヒーローアライブ等『E・HERO シャドー・ミスト』を特殊召喚する方法が増えたため【HERO】デッドならばかなり出しやすく、先行展開では必須のカードになっています。2023年時点だと『D-HERO デストロイフェニックスガイ』やDフォースでサーチしやすくなった《D-HERO Bloo-D』と並んで出てくる場合が多いです。『E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート』が出てきてからはついでに『フェイバリット・コンタクト』を伏せられる場合もあります。

2枚目の『マスク・チェンジ』があるのなら②の効果にカード名ターン1がないためハンデスを連続で狙いに行くというのもアリ。

他のデッキならセカンドだけ出張していらないと思ったら金謙で飛ばしましょう

 

ダークロウの対策

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ダークロウがいる間は『禁じられた一雫』等の『コストで墓地へ送って発動する』カードは全て使えなくなるので注意です。

個人的なオススメは『サンダーボルト』等の全体除去ですね。隣のデスフェニの効果も誘発させることが出来ますし、【HERO】はモンスター効果や魔法罠の発動を直接無効にするカードが少なくサーチも殆ど効かないためその時の伏せカードに依存する場合が多いです。『エレメントの加護』が一応『E・HEROスピリット・オブ・ネオス』に対応してはいますがフィールドに【E・HERO】を要求するので今はそこまで警戒する必要はないレベル

『無限抱擁』でもいいんですが2枚目の『マスク・チェンジ』を伏せられていた場合や、【Bloo-D+Dフォース】の盤面を敷かれた場合、他のカードを対象に取ることが出来なくなるので、もし使うのなら羽箒系統で伏せをちゃんと除去してからダークロウを狙いにいくという方法が丸いです。神宣なんかを伏せてる不届きものとかもいたりしますし。

無理なら壊獣等のリリース要因に頼るか『E・HERO シャドー・ミスト』のサーチに対して『灰流うらら』を撃ちましょう。

 

最強のヒーロー論争をするなら必ず上がる1体

トリニティやデスフェニ、Bloo-d、マリシャスベイン、ネオスウィングマン、アブソリュートzero等色々いますが、環境に多大な影響を与えたという点ではある意味最強のヒーローではあります。このカード以外のマスクドヒーローは良調整なんですけどね・・・