
月光黒羊(ムーンライト・ブラック・シープ)
効果モンスター
星2/闇属性/獣戦士族/攻 100/守 600
(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地から「月光黒羊」以外の「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
●デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)・墓地から「月光黒羊」以外の「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介ですね。紹介するのはカードの方でメインデッキにおける『月光黒羊(ムーンライト・ブラック・シープ)』の採用。【月光】ならば勿論メインから採用するカードの1枚ではありますが他の融合デッキでも採用が増えてきているとのこと。早速内容を見てみると・・・
『沼地の魔神王』との違い


このカードを使う上で避けて通れないカードの1枚が『沼地の魔神王』ですね。共通している部分としては『融合』をサーチする効果にお互いターン1がない事があげられます。
明確に違う部分としては『沼地の魔神王』の場合は融合の代用素材になれる事、『月光黒羊』は手札から【捨てる】だけで効果が発動する事ですね。墓地に送る事ができない『次元の裂け目』や『マクロコスモス』等の除外ギミックを発動された場合はブラックシープしか効果が使えない。逆に除外ギミックが適用されていないのなら融合代用能力がある沼地の方が優秀と言えますね。
名称指定のモンスターを採用しないのなら『月光黒羊』でもいい


『ミレニアム・アイズ・サクリファイス』や『 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ』等の名称指定の強力なモンスターを採用するのなら『月光黒羊』じゃなくて『沼地の魔神王』でいいですが別に採用しないなら『月光黒羊』で良くね?という事で評価が見直されてきている訳ですね。特に環境トップシェアの【ドラゴンテイル】ならば 『聖秘なる竜騎士』や『空隙の原星竜』、『ガーディアン・キマイラ』といった素材の縛りが緩く明確な目的がある融合モンスターを筆頭に必要なエクストラ枠が増えてきているというのもあって『融合』の手数は欲しいがそれはそれとして沼地の採用を考えさせられるといった事も起こっているとか。
闇属性である事を活かしてシャドール系統との採用も視野に


現在は手札で余った際に闇属性である事を活かしてシャドールパーツと共に 『エルシャドール・ミドラーシュ』を融合召喚出来るという点も注目されていますね。これに関しては『融合賢者』や水属性の沼地では出来ないため一考の余地があると思います。ファイメナを始めとして相手ターンで融合召喚出来る手段も増えたため通れば非常に強力ですね。ただ手札消費が馬鹿にならないのでそこは注意。使うなら『シャドール・ビースト』等の手札やリソースを回復するカードが欲しいですね。
手札から発動する『融合』をサーチするモンスター
『融合』をサーチするモンスターは 『アマゾネスの戦士長』や 『V・HERO ヴァイオン』、 『ファーニマル・オウル』等色々いるんですが召喚・特殊召喚時にサーチするカードが多く、そういった意味では手札から発動出来て縛りが付かない『月光黒羊』や『沼地の魔神王』は珍しいモンスターと言えますね。【月光】のメインパーツも強くなった事もあって見る機会が増えるかも。