今回はコラム回という事で流行りの【ピュアリィ】に関する対策記事になります。紙の方でも個人的にはS-tierのデッキの1つでありかなりパワーの高いデッキです。と同時に完全に対策するのは難しいデッキにもなります。
今回は少しでも勝率を上げたい人向けという事で早速見ていきましょうか。
(不確定な部分もあると思いますが、自分の考えを整理したいという部分もあって書いているという点もあるのでご了承下さい)
初動がとても多いので動き始めを止めるのはオススメしない
ピュアリィは現時点でモンスターが6枚、マイフレンド3枚、速攻魔法が10〜12枚の最大で20枚近くの初動があり、サーチにターン1があるのはリリィ、マイフレンドのみと控えめに言ってとんでもない。確率的に【初動が手札に2.3枚以上は確実にあると想定して動いた方がいい】のと初動は効果にターン1がない白い『ピュアリィ』からスタートする事が多いというのもあって【初動の白ピュアリィをとりあえず誘発で止める】というのはやめておいた方がいいです。
リリィやマイフレンドに対する『灰流うらら』やリリィに対する『DDクロウ』も刺さらないこともないですが、あくまでも1:1交換のカードであるくらいの認識で使った方がわかりやすい。ただ使わないとノアールまで行かれるのでちゃんと使うべき。使って行かれたらしゃーなし
『幽鬼うさぎ』で『ピュアリィ・マイフレンド』やエピュアリィを破壊してもいいんですがエピュアリィの効果にはカード名ターン1がないのでピュアリィ側の手札次第と言った感じ。ハッピーメモリでケアされる事はあるものの、『幽鬼うさぎ』はまだマシより。
ここで撃つとしたら『ドロール・アンド・ロックバード』や『ディメンション・アトラクター』等のターン中を縛る系の誘発ですね。展開を完全に縛る事は出来ませんがリソース勝負に持っていく事が出来ます。ただ『次元の裂け目』やドローフェイズに速攻魔法で展開する事でドロールが潰される事も
基本は『エクスピュアリィ・ノアール』になるまでに止めるように妨害する
『エクスピュアリィ・ノアール』は実質的な完全耐性+複数回バウンスと強力すぎるので基本的はノアールをX召喚されるまでに止めるという動きが理想です。
後攻0ターン目だと『無限泡影』やヴェーラーでサーチと進化にターン1があるリリィや、プランプの素材供給、子供ノアールを止めるのがいいんですが勿論ピュアリィ側にもやる事があってそれが『ストレイ・ピュアリィ・ストリート』を先に貼る事ですね。
このフィールド魔法の①の効果によって実質的に特殊召喚されたピュアリィが【対象に取れなくなる】ので、展開に対して相手は『無限泡影』が撃てなくなります。誰だこれ考えたやつ。これがあるかないかは素ピュアリィやリリィでのサーチか『救いの架け橋』が墓地に送られる、または相手の手札次第の運ゲーになります。ただ手札が1枚なくなるのとメインフェイズにしか貼る事が出来ないのでドロバケアでドローフェイズに発動して特殊召喚した奴は守れないのが一長一短。
あとはこちらのターンに『ピュアリープ!?』+メモリーが伏せられていた場合、ピュアリープの後のメモリーにエピュアリィの効果を直接チェーンする事で素材を増やそうとしてくる不届きものがいるので優先権がこちらに移るタイミングで何かしらの効果をチェーンするみたいなのもプレイングとして必要だったりします。あとは増Gでリープ盤面に誘導した後にリープに合わせてエピュアリィを速攻魔法や罠で処理して不発にさせたり、リブートで黙らせたり。
『エクスピュアリィ・ノアール』まで進化された場合
とは言ったものの『ピュアリープ!?』やプランプをそんなに簡単に止められるなら苦労しないんよ(半ギレ)
もし『エクスピュアリィ・ノアール』まで進化された場合は素材を使い切らせる程に展開するか、【壊獣】や『倶利伽羅天童』、『エクシーズ・オーバーディレイ』等で処理するしかないです。まだ汎用性がある【壊獣】系はピュアリィ側が一応『群雄割拠』で出せなくする事が出来ますが、他のエクシーズを横に並べる型のピュアリィはあまり採用していないこともあるのでアリよりではあります。他はどうしてもピンポイントメタになってしまう部分があるので難しいと言った感じ。
もしスタンバイで2体目を出された場合はラヴァゴかお願い『拮抗勝負』or対あり案件。
ワンキルが出来なかった場合はどの道『ピュアリィ・マイフレンド』の②の効果で【フィールドから離れた扱い】になる事があるのでリソース勝負になるという事もあります。というか隣にナイチンゲールが出た場合には破壊も出来なければダメージも0になるのでもうキツい
対策札がなかった場合
ドロバなんかで展開を遅らせたはいいものの何も出来ない場合、せめてもの抵抗として出来るのは【モンスターを中途半端に出さない事】ですね。
というのもピュアリィの後攻ワンキルのパターンは『ピュアリィ・デリシャスメモリー』で戦闘破壊耐性を相手に付与し、ハッピーメモリーの連続攻撃付与+ハピネスで相手モンスター1体をタコ殴りにして勝つというのが鉄板行動になっています。守備モンスターを出して凌ぐのも悪くはないですが相手が 『No.31 アベルズ・デビル』やビューティーがいた場合、守備モンスターを強制的に攻撃表示にしてくるため注意が必要です。最近は見ないですがこういう手段もある。
出さなくても『エクスピュアリィ・ハピネス』の攻撃時に1500バーンがあるので普通に8000削られることもありますが、削られなかった場合にリソースを必要以上に使ってくれる事があるため、なくはない選択肢です。
ぶっちゃけほぼ詰んでる苦肉の策。相手のバトル終了時に手札に拮抗があればワンチャンあるレベル
受け付けない人用のカード
『壊獣』系
割拠型が流行っていないのならノアールを処理することが出来るモンスター。壊獣だと『ピュアリィープ』で出てくる2体目の処理手段を考えないといけない。倶利伽羅やラヴァゴはデッキによる。ラー玉は微妙。↑でも書いたんですがマイフレンドがある場合は相手のリソースが一気に回復するのでなるべく魔法罠から割るとまだやりやすい。
『浮幽さくら』
ノアールを除外してしまえば戦いやすくなります。ただ完全に仕留めれるかという話になる。エピュアリィも普通に強い
『サイコ・エンド・パニッシャー』
カード効果を受けない点と打点が一定を超えるとエクスピュアリィでも対処が難しいので出してしまえば強いモンスターの1体。
『次元障壁』
Xさえ指定出来れば遅延させることが出来るのでなくはない。先行でしか使えない点は注意
『エクシーズ・オーバー・ディレイ』
対ノアール最終兵器。ドローフェイズに撃つことでスリーピィメモリすら発動させずに除去する事が出来ます。『深淵の宣告者』は速攻魔法をチェーンされてリリィを出すことでかわされるので個人的には勧めないですね・・
『スキルドレイン』
発動した効果を受けないならずっと無効化させておけばいいじゃない理論。素のピュアリィの進化効果も無効に出来るので、対抗札が無ければ完封出来るポテンシャルはある。先行でしか使えない。あとは能力吸収石とか
『ナチュル・ビースト』
ピュに親を殺されたくらいの恨みがあるならあり。出すことさえ出来ればついでに他のデッキも割れる。無限泡影だけ注意
『No.41泥酔魔獣バグースカ』
言わずもがなの遅延の鬼。用途はほぼスキルドレインと同じだが、相手のエクストラに『閃刀姫アザレア』や『S:Pリトルナイト』等がいれば突破される
召喚権を使わない初動が多いという事は対抗策も多く積めるためこれでも不十分
ピュアリィはフリースペースがいい感じに余るため大量展開デッキにはラー玉、ニビルを入れたり、三戦、次元の裂け目等汎用ならなんでも入るレベルの拡張性があるので完璧に対策するとなると難しいですね・・・むしろあちら側に対策されると考えるとデッキとして強すぎる