ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

1枚初動から限界を越える!【@イグニスター】の強み、弱点とは

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今回はテーマ紹介回と言う事でサイバースの中でも展開に振り切ったテーマ、【@イグニスター】の紹介になります。遊戯王VRAINSで主人公の遊作の相棒であるAiが使ったテーマで各召喚法を駆使した巧みな展開が特徴のテーマです。スタイルとしては【DD】とかと似ていますね。どちらかと言うとモンスターが主流の【先行制圧型】のデッキになります。

 

 

他のサイバーステーマとの違い

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1枚初動が多いというのは【転生炎獣】や【海晶乙女】、【コードトーカー】とかもそうなんですが個人的には『めぐり-Ai』と蘇生札の多さ、そして『ファイアウォール・ドラゴン』シリーズを1番上手く使える点がデカいと思いますね。着地狩り性能が非常に高い。

サイバース特有のコフリクトやロアー等の強い罠がないというのはそうなんですけど【@イグニスター】には『ダンマリ@イグニスター』でのカード無効があるので多少はなんとか出来ます。リンク6であるシンギュラリティが出た事でダンマリがかなり強い。

 

強み①:基本展開の完成度の高さ

 

初動:『アチチ@イグニスター』1体

 

『アチチ@イグニスター』を召喚→『ピカリ@イグニスター』をサーチしてアチチ1体で『ダークインファント@イグニスター』をL召喚。効果で『イグニスターAiランド』をサーチして発動。Aiランドの効果でピカリを特殊召喚し、効果で『めぐり-Ai』を手札に。めぐりAiを発動してダークナイトを見せる事で『ドヨン@イグニスター』をサーチし、フィールドのピカリ、インファントで『サイバース・ウィキッド』をL召喚。Aiランド効果でドヨンを出して効果でアチチを回収しウィキッドの効果で墓地のインファントを除外して『ブルル@イグニスター』をサーチ。ここでウィキッドとドヨンで『トランスコード・トーカー』をL召喚。ドヨン効果で墓地のめぐりAiを回収。

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Aiランド効果で手札のアチチを呼び出し、トランス効果で墓地のウィキッドを蘇生。トランス、ウィキッド、アチチ、【カード名が異なるモンスター3体】で『ダークナイト@イグニスター』を右のEXゾーンにL召喚し、手札のブルルをAiランド効果で出して効果で『ガッチリ@イグニスター』を墓地へ。

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ブルル1体でダークインファント2体目を出してダークナイトとインファントの効果を起動、インファントの位置をずらしてダークナイトの効果で墓地のブルル、ピカリ、ドヨンを蘇生。ブルルとピカリで『ウィンドペガサス@イグニスター』をS召喚してブルル効果で墓地のピカリを蘇生、ピカリとドヨンが☆4なので『斬機ダランベルシアン』をX召喚して効果で『斬機サーキュラー』を手札に加える。ダークナイトとダラン、ペガサス、効果モンスター3体以上で『ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード』をインファントのリンク先にL召喚し効果でカウンターを2つ置く。

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手札のサーキュラー効果で『斬機シグマ』をコストで墓地に落として特殊召喚し、条件を満たしたシグマを自己蘇生、サーキュラーの効果で『斬機方程式』をサーチ、サーキュラーとインファントで『Gゴーレム・クリスタルハート』をL召喚。効果で墓地のトランスコードトーカーを蘇生。トランスコードとシグマで元祖『ファイアウォール・ドラゴン』をL召喚しクリスタルとフルード、2体と相互リンクしているのでガッチリを含めた墓地のサイバースを2体回収、斬機方程式を使って墓地のダランを特殊召喚し、ダランとクリスタルで『スプラッシュ・メイジ』、この時にファイアウォールの効果が起動して回収したサイバース1体を特殊召喚メイジの効果で更に頭数を増やして増やしたモンスターとファイアウォール、ガッチリでファイアウォールドラゴン・シンギュラリティ』を中央にL召喚。この時にガッチリの効果耐性を付与。残りのモンスターで『デコードトーカー・ヒートソウル』をL召喚しシンギュラリティの効果で墓地の元祖『ファイアウォール・ドラゴン』を蘇生。

 

 

【最終盤面】

元祖ファイアウォール、ダークフルード(カウンター2個)、シンギュラリティ(耐性持ち)、ヒートソウル

 

展開を長々と書いて来ましたが要約すると手札1枚からファイアウォール3兄弟が並ぶという事ですね。手札に特殊召喚出来るサイバースが1体でもいたりシンギュラリティから先に出せばブルルの効果で『ダンマリ@イグニスター』を墓地に送る事が出来ます。ヒートソウルはその時の手札によりますね。

モンスター2回、複数のフィールド、墓地バウンスが2回、ダンマリのカード無効がついて計5妨害ですね。複数のバウンスが2回飛んでくる+墓地のカードにも干渉出来るのでかなり圧のある布陣になります。めぐりAiが手札に戻って来ているので手札が減ってない上に、ヒートソウルを絡める事で手札が逆に増えてるとかいう訳のわからない事になってますね。ダークフルードをネオテンペストにするかは好みや環境による。

限界値自体は【コーデック型コードトーカー】の方が凄いですが【@イグニスター】にはAiランドやAiドリングボーンによる特殊召喚権の追加によって誘発を超えやすかったり着地狩りに強いというメリットがあります。

 

 

強み②:アクセスコード・トーカー以外の捲り札がある

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サイバース族特有のアクセスコードの後攻爆発展開の他にもライトドラゴンやウィンドペガサス、そして高打点要員であるダークフルードがナチュラルに採用出来るという点も偉いですね。例えアクセスにいけなかったとしてもライトドラゴンやダークナイトには戦闘時に墓地のサイバースを蘇生出来るので一気にライフを取り切る動きも狙えます。純粋にアクセスに経由する前に相手のカードに複数触れるだけでもデカい。

サーキュラーから気軽にライトドラゴンの展開が狙えるようになったのも強い。

 

 

弱み:メタ札が多い

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所謂【サーチを多用する展開系デッキ】であるためドロバに非常に弱いです。あとは展開系デッキであるためGがかなり刺さる。【@イグニスター】は最初に言ったように他のサイバーステーマと違い、サーチ出来る罠がほぼ無いためGを撃たれた場合の妥協点が見つけづらく苦しい展開を強いられます。あとシンプルにニビルもキツいですね。相手はダークフルードのカウンターの効果や割拠の前に反応して撃てばいいので。超融合はクソ。来るとわかっていればかなりメタが張りやすい部類のデッキだと思いますね。環境で流行っているテーマによってはついでにメタられる事も

 

シンギュラリティによって制圧盤面が作りやすくなった良テーマ

一昔前まではアライバルサイバース+1無効+強い永続罠で固める布陣が強かったんですが、シンギュラリティが出た事で相手の盤面に干渉しやすくなり、かなり追い風になったテーマという印象ですね。ダランベルシアンの再録も決まった事で構築の敷居も下がるのも嬉しい。