ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

VSドラテヤミー環境で評価UP!?『発禁令』採用について【カード紹介】

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発禁令
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):カード名を1つ宣言して発動できる。
このターン、相手は宣言されたカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。このデュエル中、自分は宣言したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。

今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介ですね。紹介するのはカードの方でメイン・サイドデッキにおける『発禁令』の採用率の増加。一時期【ライゼオル】の対策札として話題になったカードですね。実際に強いんですけど あの頃はミラーが多すぎたというのと『月女神の鏃』が強すぎて評価が少し落ち着いた印象。今でも一部の制圧デッキや後攻ワンキルでチラホラ採用されている時がありますね。2025年5月現在では別の理由で採用率が増加しているんだとか。早速理由を見てみると・・・

 

【VSK9】の使用率増加により『ドロール&ロックバード』の評価UP


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現在環境の最前線にいる【VSK9】なんですが、その動きを一時的に止めるための要員として『ドロール&ロックバード』等のカードが評価を上げてきているという現状がありますね。他だと手札の召喚特殊召喚を抑制する『マルチャミー・プルリア』とか捲り札だと魔法罠無効がないため『皆既日食の書』を採用したりだとか。



準環境デッキがドロバを避けるために採用するケースが増えてきている


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今のドラゴンテイルやヤミー、VSK9等のサイドではあまり見かけませんが準環境でかつドロバが致命傷になるテーマでの採用が増えているみたいですね。サーチを連続で行うようになった【月光(ムーンライト)】とか【閃刀姫】とか。【海皇水精鱗】だと『深海のミンストレル』がいるため微妙よりで、少し前だと【天盃龍】での採用も見られましたね。先行で使うなら『墓穴の指名者』と比べた時にGやマルチャミーは厳しいものの『無限泡影』や『霊王の波動』等のドミナス系統を先んじて止める事が出来るのは面白い点なのかなと。罠系誘発は墓穴が効きませんからね。抹殺もドミナス系はどうしてもデッキを選びますし。

 

後攻の捲りとしても比較的優秀


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これは昔からですね。テーマ内で効果を使い回すモンスターやカードを先んじて宣言する事でそのターン中の発動を縛る事が出来ます。今だと連続シンクロ効果を持っている『ヤミー・スナッチー』やカードを連続で破壊してくる『ライゼオル・デッドネーダー』に使って複数妨害を踏み越えたり、『星辰砲手ファイメナ』の発動タイミングを強制したり、『原石の穿光』を踏みにいって他のカードを通したり等色々な事が出来ますね。実際後攻で使うと1妨害以上は乗り切れるカードではあるのでそこも優秀。

ただ『発禁令』は『禁止令』と違って【効果の発動】を封じるだけなので捲りで使う際には永続効果を持つカードに注意が必要ですね。

相手の行動を封じる捲り札の1枚

発売当初は強いが他の捲り札と比べてデッキ構築周りやこのカード単体では捲れないというので結局ある程度のデッキパワーがいるというので評価を下げていましたが、後攻でのポテンシャルと先行での仕事量が少しずつ釣り合ってきているのかなと感じますね。段々と1枚で解決できる捲り札が減ってきているのもある意味で追い風になっているのかも。前述した構築面の課題こそありますが面白いカードだと思います。