今回は歴代のカオスソルジャーの紹介回になります。初代遊戯王の主人公である『武藤遊戯』が使用したエースモンスターの1体であり『孔雀舞』戦に使用された初の3000打点を持つモンスターでした。1999年に初めてカード化され【遊戯王デュエルモンスターズ全国大会】の優勝賞品として1枚だけ作られた経緯があります。その後に【ガーディアンの力】で公式カード化されていますが、まさしく『世界に1枚だけのレアリティが存在する』伝説のカードの1枚です。
そこから2015年の【ディメンション・オブ・カオス】に初めてカテゴリー化がされました。
ちなみに僕は宵闇の使者が光でもあり闇でもあるのでザ・カオスっぽくて好きです
2023年現在では8種類、関連カードは17種類ほど存在します。
『カオス・ソルジャー』
「ひとつの魂は光を誘い、ひとつの魂は闇を導く!」
「やがて光と闇の魂は混沌の場を創り出す!!」
「疾走れ!暗黒騎士ガイア!!」
「カオス・フィールドを駆け抜けろ!!」
「そして超戦士の力を得よ!!」
「カオス・ソルジャー!!」
1番最初に生まれたカオスソルジャー。最初に生まれたんだから1番弱い、というわけでもないのが特徴。超戦士と比べて特殊召喚にターン1がなく、伝説の剣闘士と比べて儀式召喚以外でも出せることや、『超戦士の儀式』や『超戦士の萌芽』、『高等儀式術』は☆が8になるように調整しないといけないですが、『カオスの儀式』に関してだけレベルを調整しなくてよく、『儀式の下準備』に対応しているというメリットがあります。一応『究極竜騎士』の融合素材でもあるためそちらの方面でのサーチの広さも優れています
『カオス・ソルジャー -開闢の使者-』
光と闇と一体ずつ除外して出せるようになった効果モンスター版カオスソルジャー。更に実質2回攻撃か相手モンスターを除外する効果があり本家よりも環境で使われた過去があります。シンプルに強い
『カオス・ソルジャー -宵闇の使者-』
墓地の光と闇の数が同じ時にどちらかを全て除外することで出てくるカオスソルジャー。効果使用後にバトルフェイズを行えない都合上、使われるなら闇の先行ハンデス目的で出されることが多いカードです。どちらかというと特殊召喚条件で敬遠されがち。後先行でのサーチ手段が殆どない。墓地の光と闇の数を意図的に調整出来るなら強いカードです
『聖戦士カオス・ソルジャー』
ただでさえ微妙なカオスソルジャーのなかでも突出して微妙なカオスソルジャー。効果で特殊召喚出来る訳でもなく、①に相手のカードを要求する上にサーチが効かない。②もぶっちゃけてしまうとしょぼい。一応唯一アドバンス召喚が可能なカオスソルジャーではあります。
『超戦士カオス・ソルジャー』
バーン効果を貰った代わりに特殊召喚にターン1が付いたカオスソルジャー。開闢、宵闇の使者を素材にした時の突破力はかなり高いのが特徴的。バーン効果にターン1がないため殴った分ちゃんとリターンが得られる。
②が相手によって破壊された時と自分のカードによる破壊をケア出来ているのが偉い、と見せかけて今の時代では中々発動出来ない。とてもヒグルミと同期とは思えない慎重な調整が施されたカードです。
『混沌の戦士 カオス・ソルジャー』
リンクモンスターになったカオスソルジャー。☆7以上をリンク素材にした時の耐性は硬く、出されると中々突破出来ない性能をしているのが特徴。盤面に残り続けた場合のアドバンテージが他のカオスソルジャーよりも高く汎用性もありつつも地味つよカードの1枚。
『トゥーン・カオス・ソルジャー』
トゥーン化したカオスソルジャー。特殊召喚条件が比較的緩く、儀式じゃない時点で偉い。『トゥーン・ブラック・マジシャン』や『レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン』、『トゥーン・フリップ』やマスクから召喚条件を踏み倒せるのが特徴。『トゥーンのもくじ』でサーチも出来たりとトゥーンの中では器用なモンスターです。
『伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー』
儀式召喚でしか出せない縛りがある分戦闘を通した時のリターンが爆増したカオスソルジャー。効果の発動には通常モンスターの儀式素材が必要ですが、このカードの①のサーチ効果と合わせれば『高等儀式術』や『超戦士の萌芽』等通常モンスターを素材にする手段は確保出来るため使い勝手としては悪くない儀式モンスターです。②の効果はバトルフェイズ中の全ての状況で適応されるため、バトルフェイズに入られたら相手はなす術はほぼないのが強みですね。最近だと『フェニックス・ギア・ブレード』あたりを装備出来ればお供のモンスターと一緒に一気にライフを削りとることも出来たりします。
新規が欲しい(切実)
テーマとしてはまだまだ中途半端な部分があるので何かしらの補強は欲しいところではあります。
放置しておくにはもったいない程のカッコいいモンスターではあるので今後に期待はしたいカード達です。