ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

究極の力になりつつある1枚、【超融合】について【カード紹介】

f:id:nonbiri-asahisan:20240229191919j:image

超融合
速攻魔法(準制限カード
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。

今回はカード紹介回と言う事でチェーン不可と言えばこのカード、『超融合』の紹介になります。

2007年の【ファントム・ダークネス】に登場したカードで、【ユベル】や『終末の騎士』、『ダーク・アームド・ドラゴン』あたりと同期のカードになりますね。闇属性が一気に強化された印象の強いパックです。相手モンスターを素材として融合召喚が可能という恐ろしい効果をしている。『超融合』自体は再録が結構されていてなんやかんやでメジャーなカードですね。昔から融合先が増えれば評価が上がるカードではありましたが2024年現在では割と人権級のカードの1枚になっています

 

 

強み①:指定の緩い融合モンスターの追加


f:id:nonbiri-asahisan:20240229193122j:image

f:id:nonbiri-asahisan:20240229193125j:image

同じ属性を参照するのなら種族が違う場合は『沼地のドロゴン』、同じ場合は『共命の翼ガルーラ』と、超融合にこれらの融合先が追加された事で【相手モンスターのみでの融合】がかなりやりやすくなったと言うのがデカいですね。昨今の遊戯王はテーマ同士の親和性がかなり強く、同じ属性が並ぶ事はかなり多いので大体のデッキに刺さる。これによって除去札としての採用のしやすさはかなり上がりました。

 

 

強み②:種族・ステータスメタで使ってもそれなりに強い

属性が同じパターンならガルーラドロゴンで網羅出来るんですが、特定の種族やステータスを持つモンスターに対してもそれなりに強く出られるのはいいですね。使えそうな奴の一覧を載せておくので暇な人は見といてください。どちらかと言うと自分の考えを整理するためのものなので。

 

汎用より(?)

 

  • 『アースゴーレム@イグニスター』:サイバース族+リンクモンスター
  • 『捕食植物ドラゴスタペリア』:融合モンスター+闇属性
  • 『聖菓使クーベル』:Pモンスター2体
  • 『冥界龍 ドラゴネクロ』:アンデット族2体
  • 『鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード 』:属性が異なる戦士族モンスター2体
  • 『ダイプレクサ・キマイラ』:サイバース族2体
  • 『幻獣王キマイラ』:獣族+悪魔族モンスター
  • 『マスター・オブ・HAM』:獣族モンスター×2
  • 『星杯の守護竜アルマドゥーク』:リンクモンスター3体
  • テセウスの魔棲物』:チューナー2体
  • 『富炎星-ハクテンオウ』:獣戦士族モンスター2体
  • 『サイバース・ディーゼブルム』:サイバース族の儀式・融合・S・X・Lモンスター+サイバース族モンスター
  • 『魔道騎竜カース・オブ・ドラゴン』:戦士族モンスター+レベル5以上のドラゴン族モンスター
  • 『ミュステリオンの竜冠』:魔法使い族モンスター+ドラゴン族モンスター
  • 『黎明の堕天使ルシフェル:天使族・闇属性モンスター×3
  • 『ペアサイクロイド』:同名の機械族モンスター×2
  • 『ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』:ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
  • 『超越竜ギガントザウラー』:恐竜族モンスター+通常モンスター
  • 『ダイナ・タンク』:機械族モンスター+恐竜族モンスター
  • 『重爆撃禽 ボム・フェネクス』、『起爆獣ヴァルカノン』:機械族モンスター+炎族モンスター
  • 『ヴァレルロード・F・ドラゴン』:ドラゴン族・闇属性モンスター×2
  • 『始祖竜ワイアーム』、『無の畢竟 オールヴェイン』:通常モンスター×2
  • 『偉大なるダブルキャスター』:効果モンスター以外のモンスター×2
  • 『ケンタウルミナ』:戦士族・光属性モンスター+獣族モンスター

 

テーマメタやミラーマッチで使えそうな奴

割と手当たり次第にまとめていますが、選択肢が多い場合には出した後の事を重視出来るモンスターを書いています。

 

  • 『アロマリリスマグノリア:「アロマ」モンスター+植物族モンスター
  • 『暗黒界の龍神王 グラファ』:「暗黒界の龍神 グラファ」+闇属性モンスター
  • インフェルノイド・イヴィル』:「インフェルノイド」モンスター×2
  • ウィッチクラフトバイスマスター』:「ウィッチクラフト」モンスター+魔法使い族モンスター
  • 『エルシャドール・アプカローネ』属性が異なる「シャドール」モンスター×2
  • 【エルシャドール】融合モンスター:「シャドール」モンスター+各属性モンスター
  • 『黄金狂エルドリッチ』:「エルドリッチ」モンスター+レベル5以上のアンデット族モンスター
  • 『幻獣魔王バフォメット』:種族が異なる獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター×2
  • オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』:オッドアイズ」モンスター+Pモンスター
  • E・HERO サンライザー』:属性が異なる「HERO」モンスター×2
  • E・HERO】融合モンスター(一部):E・HERO+各属性モンスター
  • E・HEROアブソルート・ZERO:『HERO』+水属性モンスター
  • 『灰燼竜バスタード』:「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
  • 『赫焉竜グランギニョル:「赫の聖女カルテシア」+光・闇属性モンスター
  • 『赫灼竜マスカレイド』、『デスピアン・クエリティス』:「デスピア」モンスター+光・闇属性モンスター
  • 『撃鉄竜リンドブルム』:「アルバスの落胤」+獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター
  • 『幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ』:幻奏モンスター×2
  • 『痕喰竜ブリガンド』:「アルバスの落胤」+レベル8以上のモンスター
  • 『転生炎獣ヴァイオレットキマイラ』:サラマングレイト」モンスター+Lモンスター
  • 召喚獣】モンスター:「召喚師アレイスター」+各属性モンスター
  • 『深淵竜アルバ・レナトゥス』:「アルバスの落胤」+ドラゴン族モンスター1体以上
  • 『真炎竜アルビオン:「アルバスの落胤」+魔法使い族・光属性モンスター
  • 『神炎竜ルベリオン:闇属性モンスター+「アルバスの落胤
  • 『スターヴ・ヴェノム・プレデターフュージョン・ドラゴン』:闇属性の融合モンスター+融合モンスター
  • 『ダイノルフィア・ケントレギナ』:カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2
  • 『超合魔獣ラプテノス』:デュアルモンスター×2
  • 『鉄駆竜スプリンド』:「アルバスの落胤」+このターンに特殊召喚された効果モンスター
  • 『DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン』:レベル5以上の「DD」モンスター+「DD」モンスター
  • D-HERO デストロイフェニックスガイ』:レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
  • 『デスピアン・プロスケニオン』:「デスピア」モンスター+光属性モンスター+闇属性モンスター
  • 『ドラゴンメイド・ハスキー』:『ドラゴンメイド」モンスター+ドラゴン族モンスター
  • 『覇勝星イダテン』:レベル5以上の戦士族モンスター×2
  • 『波動竜騎士 ドラゴエクィテス』:ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
  • 『氷剣竜ミラジェイド』:『アルバスの落胤」+融合・S・X・リンクモンスター
  • 【ブラック・マジシャン】融合モンスター:ブラックマジシャン+魔法使い・戦士・ドラゴン族モンスター
  • 『騎甲虫クルーエル・サターン』:ビートルーパー」モンスター+昆虫族モンスター
  • 『超騎甲虫アブソリュートヘラクレス:昆虫族モンスター×4
  • F・G・D』:ドラゴン族モンスター×5
  • クインテット・マジシャン』:魔法使い族モンスター×5
  • 『ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン』:青眼の白龍」+ドラゴン族モンスター
  • 『捕食植物キメラフレシア:捕食植物」モンスター+闇属性モンスター
  • 『法典の守護者アイワス』:「マギストス」モンスター+魔法使い族モンスター
  • 『月光舞剣虎姫』:「ムーンライト」モンスター×3
  • 『メタルフォーゼ・オリハルク』:「メタルフォーゼ」モンスター×2
  • メメント・ツイン・ドラゴン』:メメントモンスター×2
  • ユベル-Das Ewig Liebe Wächter』:ユベル」モンスター+フィールドの効果モンスター1体以上
  • 『雷神龍-サンダー・ドラゴン』:サンダー・ドラゴン」モンスター×3
  • 『竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー』:バスター・ブレイダー」+ドラゴン族モンスター

 

強み③:速攻魔法のため先行でも妨害として使える

速攻魔法ならではの利点ですね。自分のターンで使わなかったとしても伏せる事で相手ターンに妨害札として使う事が可能です。また速攻魔法の融合である点を活かして【対象を取っての破壊や無効】をされた際に融合効果によって逃しながら効果を通しつつ融合という芸当も可能。バトルフェイズ中に融合して追撃とかも出来ますね。意外と伏せたり持っていると出来る事が多いです。

 

弱み・対策:ごく一部の耐性持ちと魔法の【チェーンブロックを作らない無効効果】で無効にされてしまう


f:id:nonbiri-asahisan:20240302110245j:image

f:id:nonbiri-asahisan:20240302110241j:image

『超融合』というカードは【対象を取らない除去】+チェーン不可によって大体のモンスターを除去出来ますが勿論穴はあります。その一部が【効果を受けないモンスター】達ですね。『ジ・アライバル・サイバース@イグニスター』を筆頭とした大型モンスターや『アポクリフォート』系のような【魔法効果を受けない】モンスターには勿論効きません。完全耐性を強引に突破するカードではないという事ですね。あとは『真炎竜アルビオン』のような融合素材に出来ないモンスターにも効きません。

あとわかりづらい弱点として【チェーンブロックを作らない魔法無効】に弱いといった特徴があります。チェーンして発動出来ないのなら効果だけ無効にすればいいじゃないといったコンマイ語が成せる技。これはカード自体が少ないのですがたまに見るので覚えておいた方がいいですね。『天子の指輪』や『失楽の霹靂』、『魔術師の右手』あたりがメジャーでしょうか。

f:id:nonbiri-asahisan:20240302111642j:image

こういう奴。『天子の指輪』は【焔聖騎士】や【御巫】あたりに入っている事があるので、ミスって割れないようにしときましょう。 

後はシンプルに特殊召喚が出来ない】状況では発動出来ません。クリスティアだったり虚無魔神下だったり。

これらの対策が無理ならばフィールドの属性や種族をバラけさせて祈るしかないですね・・・

 

 

チェーン不可+対象を取らない最強レベルの除去魔法

この高速化する遊戯王というゲームにおいてチェーン不可がどれだけ大事かを教えてくれるカードですね。やられている側はたまったものではありませんが。エクストラに空きはいるものの今でもかなり強力な速攻魔法です。