ヨキのゆったりゲーム日記

遊戯王を中心としたゲームブログ

『聖霊獣騎カンナホーク』のイラスト違いが公開。ストーリーを振り返る【再録記念】

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2023年11月25日発売『TERMINAL WORLD(ターミナル・ワールド)』の収録カード情報にてイラスト違いの『聖霊獣騎カンナホーク』が収録されました。乗っているのが『霊獣使いの長老』じゃなくて、『精霊獣使い ウィンダ』になっていますね。これはいい。大戦後に乗せて貰ってガスタの鳥ではないので乗り慣れてないといった感じでしょうか。

今回は絵違い兼再録記念という事で【霊獣】がターミナル世界でどういう種族でどういう活躍をしたのかを振り返って行ければなと

 

 

『創星神 sophia』戦後と新たな戦いの火種

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【霊獣】はsophia戦後の【ガスタ】という種族の派生系として『ガスタの希望カムイ』が新たに興した種族で、『ナチュルの神聖樹』を守護してきた一族になります。カムイ(後の霊獣使いの長老)はsophia戦の後に姿を消した『セイクリッド・ソンブレス』と『ヴェルズ・ケルキオン』の数十年ぶりの知らせを受けて、新たな敵の勢力である【シャドール】が神聖樹に眠るsophiaと対をなす神、『創星神Tierra』を復活させようとしているとの報を受け迎撃の準備を始めます。

 

 

 

【シャドール】との決戦とウィンダのシャドール化

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レラ、ピリカ、長老、ウェン達は精霊獣たちの力を借りてソンプレスやケルキオン、テラナイト、竜星、ヴェルズビュート、影霊衣、牙王たちと共にかつての英雄達を真空管に捕え姿を模しTierraの意思を宿した軍団【シャドール】との決戦、迎撃に挑む。

結界を張った防衛戦は苛烈を極め、手をこまねいていた【シャドール】側はその結界を内側から破るべく霊獣使いの中でも特別強い力を持った『霊獣使いウェン』に目をつける。その結果・・・

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ウェンを含めた『聖霊獣騎 ペトルフィン』のシャドール化に成功。結界を打ち破り神聖樹とのアクセスを可能にし、ミドラーシュを介して《ナチュルの神星樹》の地下に封印されていた「qliphoth」システムを起動する。

 

 

【クリフォート】の反撃と煉獄の使徒の封印からの解放

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「qliphoth」システムが起動した事で【クリフォート】たちが一斉に活動を開始し、シャドールの軍勢を次々と撃破。『アポクリフォート・キラー』とシュリットの活躍もありミドラーシュも封印、このまま勝ちの流れに持っていけるかと思いきや、クリフォートが『エルシャドール・ミドラーシュ』を捕えたことで状況が急変。意思を持たぬ機械というのが悪さをしたのかTierraの意思を濃く受け継いだ思念に侵され、封印していた煉獄の使徒インフェルノイド】を解放してしまう。

 

 

インフェルノイド】との激戦と【セフィラ】の誕生

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インフェルノイド・リリス』、ネヘモスを筆頭としたインフェルノイド軍勢に対して現状の戦力ではなす術がないと考えた《影霊衣の舞姫》は《影霊衣の反魂術》によってかつての英雄《ジェムナイトマスター・ダイヤ》を蘇らせ、その力にテラナイトとセイクリッドを組み合わせた伝説の神龍―《星輝士 セイクリッドダイヤ》と《源竜星-ボウテンコウ》の具象化に成功した《セイクリッド・ソンブレス》が変身した《星守の騎士 プトレマイオス》が戦いに加わった事で戦況は五分近くへ。

インフェルノイド・リリス』は状況を打開するべくシャドール・インフェルノイド・氷結界・クリフォートあらゆる力を取り込み反撃。

この戦況に反魂術で蘇らせたドラグニティを束ねた武器『ドラグニティの神槍』を持ち込んだエグザと『sophiaの影霊衣》が降霊した舞姫が揃った事でクリフォートの10個の核石と創星の力が集まり神聖樹に宿る「sefirothシステム」が起動。

星を破壊しようとするリリスを排除するべく対抗勢力の戦士10人にセフィラの力を分け与える。

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ピリカも『英霊獣使い-セフィラムピリカ』となりシャドール化されていたウェン―《エルシャドール・ウェンディゴ》もこの時、セフィラの波動を受けてシャドールから解放されセフィラの戦士の一人になった。

 

 

『創星神Tierra』の復活と千日千夜に及ぶ戦い

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セフィラの戦士達によって絶対絶滅にまで追い込まれた『インフェルノイド・リリス』は最後の力を振り絞り、クリフォートの10個の核石の力を神聖樹から奪って『インフェルノイド・ティアラ』として部分的に復活。そしてラピスの鏡像の力を借りプトレマイオスをコピーして創世の力を、ケルキオンの破壊の力を取り込み《創星神 tierra》として完全復活を果たしその力を持って地上の生命を焼き尽くそうとする。

セフィラ側になす術がなくなったその時、プトレマイオスが希望を託して9体の竜星の力をsefirothシステムへと解き放ち、隠されていた『11番目のセフィラ』を解放。これと《オルシャドール・セフィラルーツ》を中心に全てのセフィラが融合、星を守る究極の守護者《智天の神星龍》が誕生する。彼らの戦いは千日千夜行われその結果燃え尽き地上に落下した神星樹と二人のジェムナイトだけが残っていたという。

 

 

戦いの終わりと新たな世界

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『創星神 tierra』との戦いが終わり、シャドール、インフェルノイドの真空管に囚われ続けていた者たちが長い時を経て解放される。エリアル・ウィンダといった過去の大戦で命を落とした者たちも旧友との再会を果たした。そして真空管に囚われこの世にとどまり続けたラピスやクリスタの魂はあるべき場所へと帰っていく・・・

こうして世界にまた平和が訪れた。

 

 

 

tierra戦をずっと戦い続けた一族の一つ

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細かい設定の話というのはあまりなかったものの、tierra戦を9期の間ずっと戦い続けてきた一族と考えると感慨深いものがありますね。ネクロスが反魂術のために途中で離脱していたり戦争中に竜星がシャドール側に寝返ったりしている事を考えると、明確な被害がウェンしかいない分優秀な種族と言えるでしょう。『神の摂理』によってガイアペライオとレラが庇っていますがレラの生存が確認されたのと『霊獣の継聖』のイラストでアペライオがいる事から倒れたアペライオの力がレラに継承されて『精霊獣使いレラ』になったと考えた方がしっくりきそう。