こんにちはーひるねヨキです。今回は今の紙の方の環境がどんな感じになっているのか、どう構築がちょくちょく変わっているのかなんかを簡単に解説ついでに考察していきます。今回は第一回ということで自分が今の環境の中心だと思うテーマを5つ挙げていきます。【2023年5月時点】
【ピュアリィ】
間違いなく今の環境の中心とも呼べるテーマですね。このテーマを先行でちゃんと倒せるかどうかで環境が決まっていると言っても過言ではないです。『ピュアリィ・リリィ』の登場により一気に安定感が増し、迂闊にターンを渡してしまえば完全耐性のノアール、高いダメージを叩き出せるハピネスで一気にゲームエンドまで持っていける爆発力もあります。何よりやばいのはピュアリィ魔法の☆1ピュアリィを特殊召喚する共通効果による安定感の高さで、召喚権を使わないのにも関わらず実質15枚以上の初動を持っています。この共通効果の手札消費を補う方法がデッキによって変わるといった感じ。暗黒界ギミックや救いの架け橋あたりが多い印象。最近だと☆1の手札誘発であるドロバとDDクロウ、返し用の倶利伽羅天童を採用しているのが印象的。誘発の枠が多いのも強み
【斬機】
【深淵の獣】がいなくなった事により一気に台頭してきたテーマ。先行はダランベルシアン、ダイア、超階乗による先行制圧、後攻はサーキュラーを最強の囮に使いサイバース特有の爆発力を使って敵を薙ぎ倒すのが特徴です。このデッキの何よりやばいところは『斬機サーキュラー』の単体性能の高さで召喚権を使わないのにも関わらず、このカードを通されるだけでリンク4以上の展開や妨害も立てられると割とゲームエンド級の性能を誇ります。最近の構築だとパラレルエクシードや荒魂幸魂でダランベルシアンに繋ぎ、このカードにアクセス出来る手段をなるべく増やすといった構築が多くなりました。『斬機』というよりは『斬機サーキュラーと愉快な仲間たち』の方がしっくりきますね。ファイナルシグマいないし
【超重武者】
サイバーストームアクセスによって爆発的な力を得て環境入りを果たしたテーマ。所謂先行制圧に特化したテーマで先行はバロネス、キングレギュラス、ランク4、上振れのデビフラ等での妨害を狙ってもよし、バーンによる先行ワンキルしてもよしとやべーデッキです。このデッキのやばさを後押ししているのが『超重神童ワカ-U4』で、これとビックベンKとの連携を通しただけで安定した妨害が立ちます。ガチの神童やめろ。バイQやイワトオシで初動が確保しやすく、この連携を止めたとしてもカカCを絡めたイワトオシ連打の超重武者本来の展開が待っており非常に厄介です。キングレギュラスを引いていれば誘発もちゃんとケア出来ますね。ワカU4ギミックを出張したヴァリアンツ等のペンデュラムデッキやジャンクスピーダー軸のシンクロデッキも結果を出しておりこれらのデッキも非常に強いです。なんならワカU4が強すぎて後攻でも半端な妨害なら貫通出来ます
【地属性GS】
アダマシアギミックと春化精ギミックを中心としたシンクロ+リンクテーマで、アダマシアの着地狩りが厳しいところを春化精の共通効果で補うデッキです。このデッキのやべーところはやはり『ブロックドラゴン』と『ナチュル・ビースト』を問題なく取り入れられるところ、そして召喚権をすっ飛ばす春化精ギミックですね。芽吹と霞がやばい。ナチュビを出せるお陰で神碑を初めとした魔法に頼るかなりのデッキに対して先行の制圧力が高く、最近だと罠デッキ用にパルキオンまで入っています。先行制圧系デッキにも関わらず手札誘発をケアする『墓穴の指名者』すら入っていない構築が結果を出しており、それだけでもデッキとしてのパワーがかなり高いことが伺えます。最近だと化石ギミックを取り入れて手札消費を抑えているのが印象的
【クシャトリラ】
世にも珍しい裏側除外による妨害とモンスター、魔法罠ゾーンを封鎖することで相手を制圧するテーマ。他の環境デッキと比べて脆いですが、先行でシャングリラとディアブロシス、アライズハートの盤面が完成した時には、展開をモンスター効果に頼るデッキをほぼ完封出来るだけのポテンシャルを持ち、特に先行なら上の4つを封殺出来たりします。、このデッキのやべーところは今の環境でディメンションアトラクターを個人的に1番上手く使えるデッキである点とアライズハートによるマクロコスモス効果ですね。詰むデッキはこれだけで詰む。最近だと初動の細さを金謙と強金で補う構築が増えました。あとこのデッキもテーマ自体が召喚権に依存しないためそこも強いです。
今の環境テーマ大体召喚権使わずにやべー展開してんな
その他のテーマ
他にもティアラメンツ、マナドゥム、勇者シンクロ、神碑、ラビュリンス、VS、R-ACE、ふわんだりぃず、烙印、鉄獣、ヴァリアンツ、エクソシスター等のテーマがありますが、上の5つのデッキに対していかに先行で展開出来るかといった感じですね。この中だと後攻0ターン目で動ける可能性がある【ティアラメンツ】や新規を得た【R-ACE】、『レボリューション・シンクロン』で新たな先行展開が出来るようになった【勇者シンクロ】や【マナドゥム】なんかが注目を集めている印象です。大会によってはこちらの方が人が多いですね。これらのテーマに関しては第二回で解説したいと思います。それでは
