今回はテーマ紹介回という事で【ホルスナチュル】の紹介になります。今ホルス出張の中では熱いデッキの1つでフィールド魔法である『王墓の石壁』が来てから安定した強さを手に入れる事が出来ました。ナチュル+ホルスのシンクロ展開を駆使した【先行制圧型】のデッキになります。
どういうデッキか
『王の棺』や『ホルスの栄光-イムセティ』の効果で墓地効果からサーチが可能な『ナチュルの神星樹』や『救いの架け橋』、ナチュルモンスターを墓地へ送る事でアドバンテージを回復しつつ展開していくデッキです。特に神星樹のサーチ効果にはターン1がなく捨てれば捨てるほどアドバンテージを獲得出来ます。ナチュルモンスターを捨てても『ナチュルの春風』や『ナチュル・カメリア』で蘇生が可能。春風の蘇生にターン1が無いのも偉い。基本はこの動きを駆使して☆4チューナーであるカメリアと☆8のホルスから☆12シンクロ+『赤き竜』→『琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ』の盤面を目指します。
強み①:ナチュルのシンクロ体を採用出来る
赤き竜カラミティを狙うだけならば【センチュリオン】でも同じ事が出来るんですが、このデッキはその他にも魔法を無効にする☆5の『ナチュル・ビースト』、罠を無効化する☆6の『ナチュル・パルキオン』を自然と採用出来るのが明確な差別化点ですね。色々なデッキに対応が出来る。カラミティ展開を止められても春風があればカメリアの蘇生から相手ターンのシンクロが可能。
強み②:王の棺による捲り能力の高さ
これはホルスナチュルが強いというよりも【ホルス】というテーマが強いと感じますね。『王の棺』や『王墓の石壁』さえあれば効果を発動せずに2〜4体出てくるのがホントに強い。ランク8ならヌメドラワンキルもあるしアーゼウスもある。フィールド魔法をサーチ出来る『救いの架け橋』を捨てられる事からホルスパーツを持ってきやすいのでテーマのエースである『ホルスの黒炎神』の採用も見られますね。意外と強い
強み③:シンクロを止められても先行のナチュルギミックがそもそも強い
モルクリケットによるカメリアを含む実質2体のリクルート、カメリアのリリース効果の書き換えによるナチュル・サンフラワーやナーブの無効効果、スティングバグのバトルの強制終了とそもそも先行での制圧力はナチュルギミック単体でも強いです。
弱み
捲りがホルスギミックに依存する
当たり前と言えば当たり前ですが、春化精を採用していないので先行はともかく後攻でのナチュル単体でのモンスターの横並びが難しく、そこをホルスに頼るしかないというのがありますね。あっという間に墓地を肥やし横並びが可能なイシズモンスターがおかしかっただけとも言える。
ナチュルだけで凌ごうとするのならどうしても戦闘で突破されがちなモンスター達なので、『ナチュル・スティングバグ』がかなり重要なモンスターになると思います。後はホルス関連が上振れればニビルをケア出来ますがそれ以外の展開に普通に通る。サンフラワーは基本1枚しか入れませんし。
カラミティギミックを備えつつ様々なデッキに対応出来るシンクロデッキ
ナチュルのデッキトップ送りでホルスを送れる事があり、ホルスの手札コストを神星樹で賄う事が出来るとお互いにシナジーがあって強いというのが偉いですね。止められても相手ターンにモルクリケット、カメリアが通れば妨害になるのでそこも強い。