黒魔女ディアベルスター
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「罪宝」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(3):このカードが相手ターンに手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
今回は雑談回という事で罪宝出張ギミックとして流行っているというか流行る『黒魔女ディアベルスター』に関する記事になります。実際自分も使ってみてかなり強いと感じるカード群で次世代感を感じますね・・・。一昔前の『召喚師アレイスター』と違って召喚権を使わないのが偉すぎる。実際に使われているギミックを大まかに分けると
- 『原罪宝スネークアイ』によるリンクギミックへのアクセス
- 『原罪宝スネークアイ』による☆1チューナーの調達
- 『原罪宝スネークアイ』によるメインギミックへのアクセス
- 『裏切りの罪宝-シルヴィア』による万能無効を構える
- 『廻る罪宝』による『原罪のディアベルゼ』や他の幻想魔族のサポート
- 『死の罪宝-ルシエラ』による魔法使い族のサポート
- 『罪宝の欺き』による【アザミナ】ギミックへのアクセス
この辺りですかね。他にも反逆の罪宝とか色々あるんですけど少しベクトルが違うので。増えたら追記します。
ディアベルスターの調達方法
2024年現在では『罪宝狩りの悪魔』が便利すぎるのでこちらがメインでいいと思いますね。デッキ・墓地からの回収に対応しつつ1ドロー効果までついてる。規制されたあとはどうなるかはわかりませんが出張ギミックとなったらこっち。
『スネークアイ追走劇』の方はスネークアイ名称から『蛇眼の炎燐(スネークアイズ・ポプルス)』でのサーチが可能です。採用するのならなるべく他のスネークアイも一緒に入れたいですね。今は【スネークアイ】自体が馬鹿強いのでそこまで気にならないかも。
『原罪宝スネークアイ』によるリンクギミックへのアクセス
今1番ホットなギミック。『スネークアイ・エクセル』からリンクを一気に伸ばす事が出来、『蛇眼の炎龍』を経由する事で3.4妨害くらいなら楽に立つ。罪宝狩りと追走劇の両方を入れられるのもポイントが高い。メインデッキは圧迫するもののそれ相応の強さがある。
『原罪宝スネークアイ』による☆1チューナーの調達
スネークアイとも併用出来るのは勿論のこと、他のデッキでも☆1チューナーが召喚権を使わずに供給出来るので、デッキによっては様々なレベルのシンクロが行える。ディアベルスター自体も☆7要員になるので☆8〜☆10あたりのシンクロがかなり容易になった。手札誘発とディアベルスターだけでも簡単に立つし、他のシンクロデッキでも使える。シンクロしないデッキでも選択肢には入るくらいには強い。
デメリットとしては手札とディアベルスターや原罪宝のコストが少し重いくらい。デッキ構築の見せ所
『原罪宝スネークアイ』によるメインギミックへのアクセス
ホットなギミックその2。召喚権を使用せずにそのデッキのメインギミックにアクセス出来るのが弱いわけがない。炎属性☆1と限定的なステータスのため出来るテーマは限られるがかなり強力。2024年現在だと【R-ACE】や【インフェルノイド】、【炎王】、【TG】、【スネークアイ】あたりがいる。これからもっと増えるかも。
『裏切りの罪宝-シルヴィア』による万能無効を構える
スネークアイとも併用出来るのは勿論のこと、他のデッキでもディアベルスターとこのカードさえ入れれば万能無効は1回は出来ると考えると破格。召喚獣メルカバーギミックと比べて手札コストはかかるものの召喚権を使わないのが強み。一応『スネークアイ追走劇』始動なら最小限に抑えられるが『無限泡影』の裏目があることは注意。デメリットとしてはコストと後攻でシルヴィアが腐りがちになってしまう事くらい。
『廻る罪宝』による『原罪のディアベルゼ』や他の幻想魔族のサポート
廻る罪宝によって幻想魔族の全般をサポート出来るというのも悪くない。【レガシー・オブ・デストラクション 】に収録された『原罪のディアベルゼ』とはかなり相性が良くデザインされており、ディアベルゼの効果から手軽にロックをかけることが可能。別に弱くはないはずなのだが【スネークアイ】が強すぎて現在は食われがち。幻想魔族が増えていけば相対的に強くなりそう。
『死の罪宝-ルシエラ』による魔法使い族のサポート
ルシエラを採用すればディアベルスターを対象に取るだけで2500以下のモンスターを破壊しつつ打点を下げる事が出来るのでシルウィアに隠れているものの便利なギミック。対象に取る場合は☆7以上の魔法使い族ならなんでもいいのでサポートとしても使える。☆7以上の魔法使いだと【ブラック・マジシャン】を筆頭に【ウィッチクラフト】、【ドラグマ】、【魔術師】、【エンディミオン】、【墓守】、【魔導】、他にも結構いるので探してみるのも面白いかも。
メリットとしては速攻魔法のため後攻で素引きしても使える点、デメリットとしては次のスタンバイフェイズに破壊されるのでケアが必要な事くらい。
『罪宝の欺き』によるアザミナギミックへのアクセス
ディアベルスターから『罪宝の欺き』をセット→発動出来るのでそこから 『聖なる薊花』を発動、欺きをコストにして 『告死聖徒ルシエラーゴ』まで繋げる事で【アザミナ】や【罪宝】の展開に繋げる事が出来ますね。これは 『白き森の聖徒リゼット』からでも出来るようになったのでそちらと一緒に使って初動を増やしてみるのも良いかもですね。
オマケ:『反逆の罪宝スネークアイ』のセット
後攻での切り返しに地味に便利なカード。ディアベルスターやスネークアイに寄せるのなら入れてみるのもアリ。破壊耐性を持っていたりモンスター効果を無効にしてくるやつらに使える。墓地に送られた時に効果を発動する厄介な奴を処理するのにも使えますね。
コストの捻出はいるもののそれ相応に強い出張ギミック
最近出た『王の棺』とかもそうですけど『どのデッキにも入りそうなスペックしてる割に君強くない?』と言うのが個人的な感想ですね。実際このカードを上手く使えるかどうかで強さが結構変わってくるカードではあるので。脳死で入れるというよりも自分のデッキにおいてコストに見合った働きが出来るのかというのをちゃんと見ておいた方がいいとは感じますね。【烙印】や【ラビュリンス】のような入れなくても別に強いみたいなデッキもあるので。