今回はコラム兼雑談回という事で個人的に面白いなと思ったコンボやカード紹介記事ですね。今回は恐らく【天盃龍】の対策として採用されていた『クリフォトン』について。
どういう効果?
簡単に言ってしまうと2000ポイントのダメージを受けてしまうものの、その後のダメージを全て0にすると言ったカードです。効果ダメージすら通しません。手札からいつでも捨てて効果が発動出来るという点もデカいですね。妨害を超えられるかはともかく効果が通ればまず確実にターンが返ってくる面白いカードです。天盃龍の戦闘の総ダメージは軽くライフが吹き飛んでしまうのでそこを2000に抑えようという考えだと思います。
【銀河眼】エクシーズからサーチして天盃龍の攻撃に備える構え
クリフォトンは【フォトン】カードなので『No.90 銀河眼の光子卿』や『銀河光子竜』からのサーチが可能でこいつらは汎用のランク8、ランク4モンスターのため手軽にサーチが可能です。ここは偉い点ですね。今の時代ランク4を作るのも簡単ですし、ランク8ならば【ホルス】とかもいますし。他に超ダメージを抑えるカードとして『儚無みずき』あたりがいますがサーチの有無という点で差別化出来ますね。☆1で攻撃力が1000以下なので他にもサーチする手段は多い
ディメンション・アトラクターの裏目がある点は注意
『クリフォトン』は【手札→墓地】に送らないと効果が発動しないため、墓地に行くカードを除外する『ディメンション・アトラクター』や除外ギミック下では発動自体が出来なくなってしまうのは注意ですね。天盃龍にはよく採用されているカードなので。ここは手札から捨てるだけで発動出来る『儚無みずき』や伏せて発動するだけでいい『威嚇する咆哮』、『光の護封霊剣』の墓地効果に劣る所ですね。反面『クリフォトン』はサーチが効くのでここは一長一短なのかなと。後はシンプルに『墓穴の指名者』で対策されますがここに使わせられるだけでも美味しいかも?
【天盃龍】の怒涛の攻撃を凌げるのか
フィールド魔法の『盃満ちる燦幻荘』を『幽鬼うさぎ』や『コズミック・サイクロン』で除去する、『禁じられた一滴』でバトルフェイズ中に無効にする、『サモン・リミッター』や『次元障壁』でS召喚そのものを阻害する、『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』でバトルフェイズの効果を封じる、『LL-アセンブリーナイチンゲール』でダメージを0にする等と対策は練られていますが、『クリフォトン』もその内の1枚という訳ですね。効果的かはわかりませんがこういった開拓を辿っていくだけでも面白い。